自動売買注文、注文価格がそろってしまったときは


トライオートをご利用のお客様から時折、「セレクトで稼働していた幾つかの注文価格がバラバラだったはずなのにいつの間にか同じ価格になってしまった。どうしたらいいですか?」というお問合せが寄せられることがあります。

今日はそんな時のどうして?どうしたらいいの?にお答えします。

1. どうして設定値がそろってしまうの?

まず、何が起きたのかを確認しましょう。
以下は「S&P500ETF 追尾」の注文01~03の注文設定です。

「エントリー価格1」は指値注文、
「エントリー価格2」は逆指値注文となっており、OCO注文として発注されています。
この設定の場合は次の条件で注文を待機しています。

01 ⇒ 399.53ドル以下になったら、または、458.57ドル以上になったら買ってね
02 ⇒ 395.84ドル以下になったら、または、454.88ドル以上になったら買ってね
03 ⇒ 392.15ドル以下になったら、または、451.19ドル以上になったら買ってね

この状態で、取引時間が開始したとします。
最初に、S&P500ETFがつけた価格は「390.00」ドルでした。

すると…

01~03の注文がすべて同じ価格で成立します!!

01 ⇒ 399.53ドル以下になったら、または、458.57ドル以上になったら買ってね取引価格390.00
02 ⇒ 395.84ドル以下になったら、または、454.88ドル以上になったら買ってね取引価格390.00
03 ⇒ 392.15ドル以下になったら、または、451.19ドル以上になったら買ってね取引価格390.00

同じ価格で成立!!

01~03はすべて「利確幅」が同じ、「フォロー値」と「カウンター値」も同じ値の「値幅指定」となっているため、新規約定の値が同じ場合は決済レートや次回の発注価格も3種類とも同じになってしまいます。

ちなみに、以下はトライオートFX「コアレンジャーユーロ/円」ですが、「利確幅」は同じでもカウンター値が「価格指定」となっているため決済レートは同じになっても次回の発注価格はバラバラになるようになっています。

そのため、設定値が揃う事象は「トライオートETF」で発生しやすいのです。

2. よく起きること?

ほぼ24時間取引できるトライオートFXと違い、トライオートETFは取引の空き時間が長く、その間(=取引時間外)も為替・経済ニュースなどで世界は動いていますので、翌日のETF価格は離れて始まったりと価格のつなぎ目が途絶えることがままあります。
こういう価格の乖離で、いくつかの自動売買注文の成立価格が同じ価格でそろうことがあります。

こちらは、S&P500ETFの1時間足チャートです。
黄色い丸が平日の取引日の変わり目、白い丸は週末を挟んだ取引日の変わり目です。
前日の終値と離れて翌営業日の取引が開始していますね。

トライオートの指値価格は、取引時間中は指定価格で成立するのがルールです。
ただし、指値価格を飛び越えて取引を開始したときは、取引開始後の最初の価格(寄り付き)が取引価格になります。これもトライオートの注文成立のルールとなっております。
そのため、いくつかの指値価格が同時に指定価格を飛び越えた場合、いずれも同じ価格で注文が成立してしまうのです。

3. どうしたらいいの?再現するもっとも簡単な方法

セレクトで価格がズレて約定した場合、セレクトの詳細ページから設定値をマネしていただくのがもっとも簡単な対処法です。


■セレクトの値をもとに自動売買注文を変更する

同じ価格で約定した自動売買注文の次回新規注文価格を、セレクトの現在の設定値を参考に変更します。

①「セレクト」から利用中のルールを探し、「詳細を見る」をクリックします。

※シミュレーション結果はイメージです


②「詳細を見る」から注文設定を確認します。

③該当Noの注文を確認し、取引画面ホームから設定を変更します。

※セレクト画面
※ホーム画面


>>設定の変更方法はこちらをご確認ください

・設定を変更したい自動売買注文がポジション保有中の場合は、ポジション決済後に変更可能です。

・変更画面で「エントリー価格」がグレーアウト状態になっている場合は、設定を変更したい自動売買注文の稼働ボタンを一度クリック(オフ)し、再度クリック(オン)すると変更いただけます。


以上が、ズレてしまった自動売買注文の再現方法です。いかがでしたでしょうか。

4. 最後に、自動売買設定は“使い捨て”ていくのも良い

なんだか身もフタもないことを・・と思われるかもしれませんが。。

トライオートの自動売買は、小さな値動きを拾いながら短期的な回転売買を繰り返す投資スタイルです。相場に大きな動きがあった時には、大変申し訳ございませんが、少々弱い側面もございます。

価格のズレや稼動停止時は、当初想定した投資判断や値動きから変更があるということでもあります。
当初の設定でなくなった自動売買は、上記の方法を活用していただくのも1つですが、設定値を完全に再現できない場合もあります。
今の相場にあわせて売買していただくには、前日終値に基づいて毎日設定値を再計算しているトライオートETFのセレクトを今一度新たに注文し直すという方法も、最後にカスタマーサービスからご提案させていただきたい1つの手段です。

※トライオートFXの自動売買セレクトは毎日設定値の再計算は行っておらず、不定期に実施しているバージョンアップで設定値が変更されます。

相場状況や口座状況を考慮いただき、ご自身のスタイルで注文の管理をしていただければと思います。