今日の裏読み、表読み(2025/09/11)

昨日は若干様子見ムードの強い展開に留まったが、本日は注目米CPIが発表される。9月17日のFOMCでの利下げに向けて、結果次第で期待感が高まるか焦点となる。
 金融政策としては、トルコ中銀と欧州中央銀行が政策金利を公表する。トルコ中銀は利下げが想定されているが、利下げ幅が大きくなるなら売り要因となる。一方ECBは据え置きが想定されており、これは織り込みの範囲となるが、一部で年末の再利下げ示唆されており、今後の姿勢が示されるか注目となる。
 経済指標としては、英8月英王立公認不動産鑑定士協会・住宅価格指数、日7-9月期四半期法人企業景気予測調査と国内企業物価指数、南ア第2四半期経常収支、米国では、8月消費者物価指数と週間新規失業保険申請件数が発表される。
 注目はやはり、米8月消費者物価指数で、前回が若干弱かったことから、今回は強めの想定となっているが、あくまで予想対比で結果がブレるか焦点となる。ただ、大幅に上昇しなければ、9月の利下げは既定の形となっており、ドル買いも一時的に留まりそうだ。

 戦略としては、ドル円は、揉み合い気味の展開が続いているが、上値は148円前後や148.58-78が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて148.14、150円、150.92、151.25-30越えをストップに順次売り場探し。下値は、146.20-31が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて145.76-85、144.18、143.32-44、142.68、141.97-28、141円、139.88割れをストップに順次買い下がりとなる。 
 ユーロドルは、1.1781まで上値を再拡大も、上値追いは避けたい。上値は1.1781が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.1830、1.1909、1.20のサイコロジカル、1.2042越えをストップに売場探し。下値は1.1683が維持されると売りは利食い優先、買っても割れるなら止めて1.1608-30、1.1574、1.1516-28、1.1373-90、1.1357、1.1313、1.1210、1.1131-57、1.1065、1.0923、1.0889割れをストップに順次買い場探し。
 ポンドドルは、1.3789まで高値を更新も更なる展開とならず、上値は、1.3591-95が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて1.3648-82、1.3751-89、1.3900、1.4000や1.4100などの順次サイコロジカル、1.4251や1.4377越えをストップに売り直しとなる。下値は、1.3482が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて1.3417、1.3333、1.3259-82、1.3216、1.3123-35、1.3030、1.29割れをストップに順次買い直し。
 一方クロス円では、ユーロ円は173.91まで再上昇も更なる展開とならず、上値は173円前後が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて173.91、175円、更に最高値の175.43越え、176円や177円をストップに順次売り場探し。下値は、172.14が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて170.97-24、169.73-82、169.04、168.46、167.92、166.82、166.04、164.95割れをストップに順次買い場探し。
 ポンド円は200.35まで上値を拡大。上値は199.81-88が抑えると買いは利食いで、売っても超えるなら止めて200.00―35、201円、202円や203円などのサイコロジカル越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、198.68-80が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて198.32、197.86-95、197.39、196.10-25、195.71、195.03、193.77-03、193.27、192.73、191.89-07割れをストップに順次買い直しとなる。
 豪ドル円は、97.75まで反発。上値は、97.75が抑えると買いは利食い優先で、売っても超えるなら止めて98.00、99.18や100円越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、97.23が維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて96.67-82のギャップ、96.32、95.71-81、95.15-55、94.41、93.81-32、93円、92.02-32、91.65、91円、90.56-64、89.57-65、88.30割れをストップに順次買い直しとなる。
 NZD円は、87.86まで上値を拡大も、上値は、87.86が抑えると買いは利食いで、売りは越えるなら止めて88.36、88.90-23、89.55、89.71越えをストップに売り直しとなる。下値は、86.91-17のギャップが維持されると売りは利食いで、買っても割れるなら止めて86.60-63、85.99-13、85.19-56、84.61、83.89-17、83.25割れをストップに買い直しとなる。