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レンジアウト時の対処方法

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本記事では自動売買運用における「レンジアウト時の対処方法」について解説いたします。
トライオートを、より安心してご利用いただくためにご活用いただければと思います。

1.レンジアウトとは

「レンジアウト」とは、稼働中自動売買の「設定レンジ」から、相場水準が外れてしまう状況のことを指します。
相場が設定レンジを上向きに抜けていることから「上方ブレイク」とみることができます。
また、下向きに相場が抜けてしまう場合もあり、その場合は「下方ブレイク」とみなされます。(次の図)

出所:トライオートのツールより弊社作成

この通り、一部の状況を除いて、相場が自動売買の設定レンジをブレイクしてしまうと、未決済建玉の評価損失が拡大するとともに、新たな自動売買注文が発注されず、機会損失が発生する可能性があります。

<設定レンジの確認方法>

せん

出所:トライオートのツールより弊社作成

次章にて、実際の対処方法を解説します。

2.相場がレンジアウトした際の対処方法

本項においては、損失が拡大すると思われる方向へとレンジアウトしたときの対処方法とその流れを解説します。
それぞれの対処方法は「必ず損失を回避することができる」というものではなく、あくまで手段の一つとしてご認識ください。

2-1.追加入金

前章で解説した通り、相場がレンジアウトすると未決済建玉の評価損失が拡大する可能性があります。評価損失の拡大は有効比率を押し下げ、最終的にはロスカット、つまり全建玉の強制決済に繋がります。

そのロスカットを避ける方法の一つに追加入金があります。
追加入金をすることで、口座の有効比率を回復させることができます。

■追加入金が有効な局面
○中長期的には相場が設定レンジ内に戻ると思うが、短期的には相場が読めない時。
○有効比率が100%に近く、とりあえず目先のロスカットを避けたい時。

■追加入金が有効ではない局面
×設定レンジから相場が大きく離れてしまい、設定レンジまで相場が戻る可能性が低いと思われる時。

ただ、追加入金したとしても、設定レンジから相場が離れ続けると評価損失は更に拡大し、追加入金したがゆえに、損失額が更に大きくなる可能性もあります。
そのため、以下の方法も検討できます。

2-2.損切り

損失が大きくなる前に稼働中の自動売買を損切りして、新たな投資機会を探る。というのも大切な投資判断です。

自動売買を損切りする時は、自動売買を全停止したうえで、保有中建玉の手動決済が必要です。

■損切りが有効な局面
○自動売買の稼働を継続すると、損失がさらに膨らむ可能性があるとき
○運用資金を他の自動売買に使用したいとき。
■損切りが有効ではない局面
×相場がもとの設定レンジ内に戻る可能性がありそう、かつ有効比率に余裕があるとき。

2-3.新たな自動売買を稼働する

追加入金や損切りを行ったあと、有効比率が回復しても、稼働中の自動売買がレンジアウトしたままだと新規注文が発注されず、機会損失に繋がる可能性があります。
その場合、新たな自動売買を稼働することで投資機会を逃さずに運用を継続できます。

新たな自動売買を稼働する際のポイントは以下です。

レンジアウトしてしまった自動売買とは異なる通貨ペアを選択する
レンジアウトが発生する相場局面では、その通貨ペアにおいて大きなトレンド相場が発生している可能性があります。トライオートFXの自動売買の多くはレンジ相場を想定した設定が多いため、新たに稼働する自動売買においても、大きなトレンド相場が発生している通貨ペアは避けた方が賢明でしょう。

・複数通貨ペアを稼働しポートフォリオ運用する
複数の通貨ペアでポートフォリオを形成すると、特定の通貨ペアで相場変動が起きた場合でも、分散によって安定した運用を目指すことができます。ポートフォリオ運用についてはこちらの記事をご参考ください。

3.まとめ

前述したように、本記事で取り上げたレンジアウト時の対処方法は、どれも確実に損失を防げるような手法ではございません。
しかし、「いざというとき、どうしたら良いのかわからない」という状況に陥らないためにも、事前に対処方法を想定しておくことが大切です。
本記事がお客様のトライオート運用の参考となれば幸いです。