今年も10月の3日から「金星の逆行がスタートします。11月14日に終了しますが、過去のこの金星の逆行期は、特に株価が大きく調整することが多く、大注意の時期となります。加えてアストロ金融占星術からは、今回かに座で起こることや水星の逆行期と重なることで、相当不安定な動きとなる可能性に注目して対応した方が良いでしょう。
金星の特徴としては、愛と美の女神の象徴で、富や外交の基調を作り、金融面では、通貨、銀行などを司るとされています。また、特に「お金や儲け」と深い関係があるとされていますが、これが逆行するということは、こういったバランスが崩れやすく、逆行期は相場の天井、あるいは底と一致しやすいといわれます。また、この期間に行った金融政策は誤ったものになり易いと言われています。中央銀行関係者の間では、「金星の逆行中は金融政策を変えるな」とささやかれているという話もあります。

ということで、この期間に開催される中央銀行の予定やイベントをみておきましょう。

ご覧のように、政策金利の公表が続きますが、加えて今回はイスラエルの総選挙、米国の中間選挙が予定されてますので、金融政策以外にも、地政学リスクにも大注意となりそうです。
一応リスクとしては、米9月消費者物価指数がめちゃめちゃ強いとか、日銀やFOMCでの連続利上げを背景とした長期金利の更なる暴騰などがあれば大きなリスクとなりそうです。また政治面では、イスラエルの総選挙で、ネタニエフ政権が勝利するようなケース、米中間選挙では、上下院とも民主党が勝利するようなケースが、リスクの起点となる可能性には注目しましょう。
話だけでは信じてもらえないかもしれないので、過去6回の金星の逆行期のNYダウの動きをチェックしておきましょう。

まず2015年ですが、この時はFRBがゼロ金利政策を解除し、金利の引き上げに移行した年で、8月にNYが高値から19%以上下落しています。次に2017年も、FRBがバランス・シートの縮小を決定、下落幅は大きくはないですが、一旦反転下落となっています。また、2018年もFRBの利上げで、大きく下げています。2020年のNYダウは、事前にパンデミックで大きく下げていただけに、逆行期には上昇への転換となっています。最後の2021年は、2022年1月5日にNYダウが史上最高値をつけて、下落トレンド入りています。
2023年もFOMCの最後の利下げに合わせて、株価が調整、2025年はご存じの通り、トランプ大統領が世界的に相互関税をかけたことが、大きなリスク回避の動きをまねきました。これを見ると2017年の下げは限定されています。また、2020年は、それ以前に株価が大幅に調整していたこともあって、反発の兆しとなっていますが、それ以外の5回は、大きな下げの起点となっていることは注目しましょう。

確かに必ず株価の下落となるとは限りませんが、先ほど申し上げた通り、今回はかに座で、水星の逆行と重なること、政治面でも大きな材料があることから、危険な雰囲気が満載です。
纏めると、確かに、アストロが当たるとは断定できせんが、この時期に前述のように、テクニカルなポイントをブレイクするなら注意です。ただ、逆にこの時期に株価が暴落するなら絶好の買い場となる可能性があることも覚えておいたください。つまり戦略的は、この時期はリスクオフに備えるポジショニングで、株やクロス円は売り狙いが良いですが、もしワークしないケースや逆に上昇のポイントをブレイクするなら、損切りをしながら、買い方のポジションに変更するような戦略が合理的となるでしょう。