今週は、週末に米雇用統計の発表はなく、総じて月末を睨んだ展開の中、米ISM景況感指数で、米経済の底堅さが確認できるか注目となる。
本日の経済指標としては、日本の1月企業向けサービス価格指数、英1月CBI小売売上高調査、米国では1月建設許可件数、1月新築住宅販売件数 や2月ダラス連銀製造業業況指数などが発表される。
あまり大きな指標の発表はなく、影響が限られるが、2年物や5年物の米国債の入札が実施される。入札を受けた米長期金利の動向や直近高値を更新する株価動向などが焦点となる。(ただ、株価に関しては本日アストロな重要変化日であり、大きな利食いのタイミングとなる可能性は留意しておきたい)
戦略としては、ドル円は、150.89まで反発も現状は上値を抑える展開。上値は、150.89が押さえると上値追い出来ないが、超えても151.50や151.95越えをストップに、慎重に売り場探し。下値は、150.02-29が維持されるとショートは買い戻しだが、できれば149.48を前に下げ渋りでは売りは利食いで、買っても149.48を割れるなら止めて、ストップを148.93割れとして、再度買い直し。割れても148円ミドルから買い下がって、このストップは147.93割れまたは、147.63割れ。更に割れてもストップを深めの145.90において、値幅を取って買い下がる形を想定したい。
ユーロドルは、1.1139で上値を抑えられて、調整が1.0695まで広げる形もこれが維持される形。上値は、1.0889-98が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても1.0933、1.0996-98、1.1085、1.1139や1.1150越えを順次ストップに売り直しとなる。下値は、1.0790-03が維持されると売りは利食いや買い狙い。割れるなら止めて、ストップを1.0762、1.0732割れとして買い直し。更に割れても1.0695、1.0656、1.0613、1.0448割れをストップに順次慎重に買い場探しとなる。
ポンドドルも1.2828で反発が限定されて、下落が1.2518まで拡大も現状は維持される形。上値は、1.2700-10が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えて1.2773-86、1.2828、1.2885や1.2996越えをストップに順次売り直しとなる。下値は、1.2579-11を前に下げ渋りでは、売りは利食いで買っても、割れるなら止めて1.2518-36をストップに買い場探し。更に割れても1.2445、1.2187、1.2070や1.2037割れをストップに買い場探しとなる。
一方クロス円では、ユーロ円は、 163.46まで一時上値を拡大も、これが押さえると形。上値は、163.46が押さえると買いは利食いや売り狙い。超えても163.72、164.30をストップに順次売場探し。下値は、162.65が維持されると売りは利食いや買いも、割れるなら止めて161.95、161.48をストップとして買い直し、割れても160.91、160.38をストップ、更には160.00前後から159円ミドル方向と買い下がって、ストップは158.90割れとなる。
ポンド円は、191.15まで上値を拡大も、上値追いは厳しい。上値は、191.15が押さえると買いは利食いで、売りは191.50や192円越えをストップに売場探し。下値は、189.86が維持されると売りは利食いで、買いは割れるなら止めて、188.73-91をストップ、割れるケースでは188円ミドル、188円と買い下がって、ストップは187.86-90割れ。割れても187.35-74ゾーン、187円と買い下がって、ストップは186.85割れとなる。
豪ドル円は、上値を99.06まで拡大も、上値追いは厳しい。上値は99.06が押さえるとか買いは利食いや売り狙い。超えるなら止めても、99.50や100円越えをストップ、更には101.36や102.83をストップに順次利食いや売り場を探す形。下値は、98.00-46が維持されると売りは利食いで、買いは97.84-90割れをストップ、割れても97.07-32割れをストップに買い直し。更には96.40-80ゾーンと買い下がって、ストップは96.20割れ。割れても95.48-50、94.57-73、93.73割れをストップに順次買い直しとなる。
NZD円は、下値を88.64で維持して93.46でまで上値を拡大。上値は、93.36や94.03を前に上げ渋りでは買いは利食いや、これをストップに売り狙い。下値は、93円が維持されると売りは利食いも、買いは更に押し目を待って、92.15-35をストップ、91.84-98、91.40-45と買い下がって、91.26や91円割れをストップ、割れても90円ミドルから90円まで買い下がって、このストップは89.77割れとなる。