リリースから約3か月 直近のファンド成績と「ファンドの取引が少ない」ときの考え方
2023年10月24日
マイメイトのファンド機能は、2023年7月のリリースから約3か月経ちました。直近で調子の良いファンドはどんなものか。また最近の相場は値動きの少ないケースが散見され、ファンドの取引が少ないと感じる人もいると思いますので、そうしたときの考え方も紹介します。
ファンド成績ランキングTOP3
直近のファンド成績ランキングをまとめてみました。ここでは成績だけではなく、注目ポイントも紹介します。
ファンド総合損益ランキングTOP3【ファンド誕生から2023年10月19日時点】
1位 | 2位 | 3位 | |
ファンド名 | ドル円だけ売買 | DD-RRR | マイエージェント 狙い撃ち1 |
総合損益 (%) | 89% | 85% | 79% |
累積損益 +評価損益 | 1万7989円 | 4万2635円 | 7942円 |
最大DD | -6% | -16% | -10% |
組入金額 | 2万円 | 5万円 | 1万円 |
エージェント の入替期間 | 3か月に1回 | 5か月に1回 | 6か月に1回 |
銘柄 (通貨ペア) | 米ドル/円 | 銘柄自動 (90日間、2種類) | 米ドル/円 |
ファンド誕生日 | 2023年7月25日 | 2023年7月22日 | 2023年7月31日 |
詳細画面 | こちら ※要マイメイト | こちら ※要マイメイト | こちら ※要マイメイト |
※数値はファンド誕生日から2023年10月19日時点のもので、マイメイト管理画面で表示される数値と異なる場合があります
1位 | 2位 | 3位 | |
ファンド名 | ドル円だけ売買 | DD-RRR | マイエージェント狙い撃ち1 |
総合損益 (%) | 89% | 85% | 79% |
累積損益 +評価損益 | 1万7989円 | 4万2635円 | 7942円 |
最大DD | -6% | -16% | -10% |
組入金額 | 2万円 | 5万円 | 1万円 |
エージェント の入替期間 | 3か月に1回 | 5か月に1回 | 6か月に1回 |
銘柄 (通貨ペア) | 米ドル/円 | 銘柄自動 (90日間、2種類) | 米ドル/円 |
ファンド 誕生日 | 2023年 7月25日 | 2023年 7月22日 | 2023年 7月31日 |
詳細画面 | こちら ※要マイメイトログイン | こちら ※要マイメイトログイン | こちら ※要マイメイトログイン |
※数値はファンド誕生日から2023年10月19日時点のもので、マイメイト管理画面で表示される数値と異なる場合があります
「収益」だけじゃない!注目したい4つのポイント
ファンド成績ランキングで注目したいのは「収益」以外にもあります。ひとつひとつ項目を見ていきましょう。
総合損益
総合損益(%)とは、「ファンド組入金額に対する累積損益+評価損益の割合」です。ファンド組入金額はそのファンドの稼働に必要な証拠金のことで、組入金額が「10万円」であれば、必要証拠金が10万円程度に収まっているということを示します。
例えば組入金額が2万円で総合損益が100%なら、期間中の利益が2万円だったということです。
約3か月という期間を考えると、TOP3のファンドは高い成績を残したといえるでしょう。
※組入金額は最低数量である「1」の数値です。資金に応じて、数量を「2」や「5」「10」などに変更できます。その分利益額や損失額も増えます
最大DD
最大DDは第2回のファンドレポートでも紹介した注目ポイントです。
TOP3のファンドは最大DDも比較的良好だったといえるでしょう。最大DDは「期間中のリスクを考える」上でとても重要な指標なので注目です。
エージェントの入替期間
エージェントの入替期間に目を向けると、3か月に1回、5か月に1回、6か月に1回と、TOP3のファンドは「同じエージェントを比較的長い目で運用する」ということが分かります。
「将来の相場変化に柔軟に対応したい」と考えるなら、1か月に1回など短期間でエージェントを入れ替えるファンドを選ぶことも検討できます。
銘柄(通貨ペア)
TOP3の銘柄(通貨ペア)は、米ドル/円のファンドが2つ、銘柄自動(90日間、2種類)が1つでした。
銘柄自動とは、そのファンドが指定した期間中の成績の良かったエージェント順に通貨ペアを選ぶというものです。「DD-RRR」の場合、「期間は90日間で、その中から2種類の銘柄を選ぶ」という設定です。
マイメイトのファンドは銘柄が成績に大きく影響します。「ファンドの採用銘柄が多いと、成績のばらつきが少なかった」という検証データもありました(第1回のファンドレポートを参照)。
採用銘柄数が少ないファンドを選ぶときは、「他のファンドも稼働して投資銘柄を分散させる」という方法も考えられます。
まとめ
マイメイトのファンドは、一般的にイメージされるFXよりも中長期で取り組む投資です。長い目で運用する意識でファンドを選ぶようにしましょう。
過去の実績だけに目を向けるのではなく、ここで紹介した注目ポイントもぜひ参考にしてください。
「ファンドの取引が少ない」ときはどうする?
ファンドを活用している人の中には「上で説明されていたようにファンドは長い目で運用するといっても、自分が稼働するファンドは損益推移が横ばいで、取引が少ないこともあるけど……」と考える人もいるかもしれません。
ファンドの取引が少ないとはどういう状況で、そんなときはどうすればよいのか。参考までに考え方を紹介します。
「ファンドの取引が少ない」とはどういう状況?
ファンドの取引が少ないときは、「ファンドの選んだエージェントが、いまの相場環境で取引しようとしない」状況といえます。
エージェントは「取引チャンス」と思えるときにトレードしますが、「取引チャンスだと判断するタイミング」はエージェントごとに違います。
エージェントの状態を考えるときは、相場環境にも注目しましょう。
エージェントの調子が良い相場環境/調子が芳しくない相場環境がある
「月間レポート」でご報告しているとおり、「エージェントの調子が全体的に良いとき」、「エージェントの調子が全体的に芳しくないとき」があり、それはいまの相場環境によって左右されます。
現状のエージェントが得意とする相場は、「通貨ペアにトレンド/活発な値動きがあるとき」です。
もし自分が稼働しているファンドの取引が少ないとき、それは相場環境が影響している可能性があります。
いまは取引が少ないだけで、相場環境が変われば取引が増える可能性も
取引が少ないファンドは、相場環境が変われば取引は増える可能性もあります。いま取引をしていないからといって、そのファンドが劣っているとは断定できません。
実際、そのファンドを選ぶときには、過去の成績も確認して、「過去の相場では良かったときもあったから、これからの相場でも通用する」と考え、そのファンドを選んだという人もいるでしょう。過去の成績を見るときはそのときの相場状況も合わせて見られると、ファンドの実力をイメージしやすくなります。
「ファンドの取引が少ない」ときの考え方
ここでは「ファンドの取引が少ない」ときの考え方を2つ紹介します。
アクティブにチャンスを狙いたい人は「ファンドを複数稼働する」
なるべくアクティブにチャンスを狙いたい人は、「ファンドを複数稼働する」という方法を検討できます。
ファンドを複数稼働するときは、「“同じタイプのファンドばかり”を選ばないようにする」ことにも注意しましょう(ファンド選びの注目ポイントは、ファンドレポート第1号とファンドレポート第2号も参考に)。
同じタイプのファンドを選んだ場合、似たようなタイミングで取引をするケースが考えられます。
じっくりチャンスを待ちたい人は「ファンドの特徴を再確認」
いまは取引が少なかったとしても、過去の成績推移を見れば、利益を獲得できていた時期もあったと思います。
例えば上の画像の損益推移のように、ファンドの中には利益を伸ばす月、2~3か月チャンスを待つときがハッキリ分かれているファンドもあります。
そうしたファンドを選んだのなら、焦らずチャンスを待つ方法も考えられます。自分が選んだファンドがどういう特徴だったかを再確認しましょう。
「マイメイトとの付き合い方次第」で考え方も変わる
これまで「ファンドの取引が少ないときの状況」、「ファンドの取引が少ないときの2つの考え方」を紹介してきましたが、はたしてどう向き合えばよいのか。
結論としては「マイメイトとの付き合い方次第」ともいえます。
「マイメイトでは、月間ベースでずっと右肩上がりの利益を獲得できるようにしたい」という人は、相場環境の変化をよく観察しながら、ファンドを複数組み合わせ、また相場状況に応じてファンドを適宜入れ替え、機動的に稼働するという方法もあるでしょう。
「マイメイトは年間で○○%の総合損益を目標に運用したい」という人なら、これまでのファンドの損益推移を参考に、チャンスをじっくり待ち、ファンドの取引を見守る、という方法もあるでしょう。
今後どのようにファンドを稼働するのが良いのかは、ご自身のマイメイトとの付き合い方を確認し、検討するようにしてください。
最後に
ファンドリリース後は大きな相場変動が起きていませんが、実績を残しているファンドも現れています。今後の相場展開次第で、ファンドの成績も変わってくるでしょう。
これからも定期的にランキングなども活用し、様々なファンドを紹介していくので、ファンドレポートもぜひ注目してください。
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