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様々なファンドが続々登場! ファンド選びではファンドの特徴にも注目

様々なファンドが続々登場! ファンド選びは最大DDなどにも注目

2023年10月4日

ファンドリリースから約2か月が経ち、様々な種類のファンドが登場しています。ファンドを探すとき、最も目が行きやすいのは成績かもしれませんが、他にも注目したいポイントがいくつかあります。今号ではそうしたポイントも見ていきましょう。

様々なファンドが続々登場!

人気ランキングでも新たなタイプのファンドが!

ファンド一覧(人気順)
ファンド一覧(人気順)

人気ランキングを見ると、成績が高いもの、採用銘柄(通貨ペア)が多いもの、エージェントの入替期間が短いもの、最大DDが低いものなど、様々なファンドがユーザーから選ばれています。

今後ファンドが増えていく中で、ファンドのバリエーションもさらに豊富になります。ファンドを探すときは成績だけでなく、ファンドにどういった特徴があるのかにも目を向けてみましょう。

ファンドの特徴を読み解くポイント(基本)

ファンドには様々な特徴がありますが、それをどうやって見分けるのか。ここではファンドのタイプを読み解く上で、基本となるポイントを2つピックアップします。

設定条件タブを見る

ファンド詳細画面の「設定条件」
ファンド詳細画面の「設定条件」タブ

上の画像はファンド詳細画面の「設定条件」タブで見られる情報です。上の情報を簡単にイメージするには、野球やサッカーなどでの選手召集が参考になります。

  • 赤枠:1軍に召集する選手の条件
  • 黄色枠:1軍召集メンバーから「実際に試合に出場する選手を選ぶ」条件
  • 緑枠:黄色枠で選んだ選手が試合に出場する期間

(1)赤枠の条件で一旦選手を選び、(2)最終的に黄色枠の条件で試合に出る選手を絞り込み(3)緑色の枠の期間で試合に出場する選手を入れ替える、という流れです。

この設定条件タブから、このファンドはどういったエージェントを稼働させるのか、どういった特徴があるファンドなのかをイメージできます。

いきなり細かく特徴を把握するのは難しいという人は、まず「採用されている銘柄(通貨ペア)数」、「エージェントの入替期間」をチェックするのもいいでしょう(チェック方法の詳細は前号のファンドレポート「ファンドを選ぶときに注目したい2つのポイント」を参照)。

直近の「エージェント入れ替え後の成績動向」を見る

直近の「エージェントの入れ替え後の動向」を見る
直近の「エージェント入れ替え後の成績動向」を見る
(上は入替期間が長いファンド、下は入替期間が短いファンド)

次に直近取引をしているファンド内のエージェントたちの状況も見ておきます。これは「最後にエージェントを入れ替えしてからの成績」から把握しましょう。上の画像にも「入替」マークが掲載されていますが、最も最近入れ替えた場所以降の損益推移を見ます。

上の画像では、入替期間が長いもの・短いものを並べました。ファンドの入替期間が長いと(6か月に1回や5か月に1回など)、その間ずっと同じエージェントを稼働させることになります。一方、ファンドの入替期間が短いと、稼働させるエージェントが頻繁に変わることになります。

「成績が伸びているなら、今の相場に合うエージェントを選んでいる」と判断できます。なるべく同じエージェントを稼働させるファンドにするのか、もしくは相場状況が変わることも想定し頻繁にエージェントを入れ替えるファンドにするのか。それは判断が分かれるところでしょう。

ファンド選びは最大DDにも注目

ファンドの最大DDとは?
ファンドの最大DDとは?

前号のファンドレポートでは「ファンドを選ぶときに注目したい2つのポイント」として、「採用されている銘柄(通貨ペア)数」、「エージェントの入替期間」を紹介しました。

今号では「最大DD」についても紹介します。

最大DDとは?

最大DD(最大ドローダウン)とは、「ファンド組入金額に対する、期間中の累積損益+評価損益(それぞれ実現・未実現スワップポイントを含む)の最大値から最も下落した幅の割合」のことです。

簡単な例と共にもっと詳しく見ていきましょう。

最大DDはどこ?

ファンドの損益推移例
ファンドの損益推移例

上図はファンドの損益推移の例です。上図ではイメージしやすくするため、累積損益と評価損益を足した「総合損益」だけの推移にしました。

この損益推移例のグラフ上で、最も下落した幅が大きいのは、最大利益+8万円から-2万円までのところです。この損益が10万円下落したところが最大DDの該当箇所となります。

図の左の方に損益推移が-2万円より下落した箇所がありますが、最大DDはそこではありません。

最大DDの計算方法

最大DDは「期間中、組入金額に対する、損益が最も大きく落ち込んだ金額の割合」です。マイメイトでは最大DDをパーセントで表示しています。

そして、上図例のファンド組入金額を10万円だとし、最大DDを計算すると、

「最も大きく損益が落ち込んだ金額:10万円」÷「組入金額:10万円」×100
=100(%)

となります。マイメイトでは最大DDをわかりやすくイメージしてもらうため、マイナスをつけて表記しており、この最大DDは「-100%」となるわけです。

最大DD-50%であれば組入金額に対して半分、最大DD-200%であれば組入金額に対して倍の損をしたことが過去の期間中にある、ということです。

※最大DDは見ている期間が変われば、変化するため注意してください。例えば1か月と1年では最大DDも変わります。また、今後の成績次第でも変わります

最大DDで何を判断できる? 3つの参考例

ファンドの成績を見るとき、ファンドを稼働しているときなどで、最大DDをもとにどんな判断ができるのか。参考までに考え方をいくつか紹介します。

ファンド選びに最大DDを使う

ファンドを選ぶとき、まず目が行くのは「総合損益」という人も少なくないでしょう。ただ注意したいのは「総合損益が大きい=優秀なファンド」ではありません。

例えば、過去1年間の総合損益が200%や300%であったとしても、その期間中に最大DDが-200%あるようであれば、獲得する利益も被る損失も大きい“成績の上下が荒々しいファンド”と考えられます。

ファンド選びは「総合損益」だけで決まるものではありません。「最大DD」をもとに損益推移が荒々しくない“緩やかなファンド”を探すという方法もあります。

最大DDもファンド選びの参考材料に活用してみてはいかがでしょう。

最大DDで稼働後の損失リスクをイメージ

最大DDは過去の期間中で大きな損をした額をあらわすので、「将来、どれだけの損をする可能性があるのか」の参考目安として活用できます。

例えば、とあるファンドの1年間の損益曲線を見ていて、最大DDが-100%となっていたら、これから組入金額と同等の損をする可能性があるかも?とイメージできます。

もちろん最大DDは、過去の相場における数値なので、それ以上の損をする可能性もありますが、自分がファンドを稼働するときに、損失リスクを考える上でのひとつの目安にすることができるでしょう。

最大DDでファンドの稼働継続or停止を考える

どんなファンドでも必ず損をするときが来ます。しかし、その損は問題ないものなのか、それとも危険なものなのか、を判断するのに苦労する人もいるでしょう。

そうしたときの判断材料として、最大DDを活用できます。

例えば、自分の気に入ったファンドを見つけたとき、そのときのファンドの年間最大DDが-100%であれば、それ以上の損をしたときに運用を続けるかどうか再検討する。しかし、最大DDを超えないほどの損ならば許容しよう、というやり方も考えられます。

※最大DDは期間によって変化するため、最大DDをこのような判断材料にする場合、稼働したときの最大DDをメモするなど記録しておきましょう

運用を続けるか・中断するかの目安があることで、運用中の精神的な負担を軽減することにも繋がります(もちろん最大DDは過去の実績であり、それ以上の損をする可能性もあるため、あくまで判断の材料として考えるという方法です)。

最後に

ファンドはある程度長い期間、稼働させることが基本的な運用となるでしょう。そうした場合、最初のファンド選びがとても大切なポイントになります。長期で稼働することもふまえ、様々な側面に目を向け、ファンド選びを進めるようにしましょう。

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