マイメイトの推奨証拠金と収益率とは？～エージェント選びの参考に～

マイメイトのエージェントには「推奨証拠金」と「収益率」が表示されています。それぞれのポイントを押さえてエージェント選びの参考にしてください。

推奨証拠金とは？

推奨証拠金はエージェントを稼働する際に目安となる金額です。
下の表はリピートAI、トレードAIの推奨証拠金の計算式です。

それぞれの推奨証拠金について説明していきます。

リピートAIにおける推奨証拠金

リピートAIにおける推奨証拠金は稼働する際の目安の金額です。「注文本数に対する必要証拠金とレンジアウトした際の想定損失額」を足して算出しています。

上の画像を例とすると、「売り35本すべてのポジションを保有」「価格が1.12150」の場合の必要証拠金と評価損失を足した金額が推奨証拠金です。推奨証拠金を口座に預けていることでレンジアウト水準になった場合でもロスカットになる可能性を抑えることができるため、継続してリピートAIを稼働することができます。

トレードAIにおける推奨証拠金

トレードAIの推奨証拠金は、「必要証拠金＋最大DD×3」にて算出しています。最大DD（ドローダウン）とは「評価損益＋実現損益」の最大値から最も下落した箇所の金額です。

トレードAIは相場によって損益変動が激しくなる場合があるため、最大DDを用いて推奨証拠金を算出しています。

トレードエージェントの推奨証拠金はあくまでも稼働の目安の金額であり、必要証拠金が口座に入金されていれば稼働することが可能です。
またファンドの推奨証拠金についてもトレードエージェントと同様の考え方で算出しており、「組入金額＋最大DD×3」を推奨証拠金として表示しています。

収益率とは？

収益率とはエージェントが過去にどれくらい収益を上げたか参考となる数値です。
下の表はリピートAI、トレードAIの収益率の計算式です。

それぞれ選択した期間（30日、180日、1年間など）の総損益（評価損益＋実現損益）に対する推奨証拠金の割合を表示しています。
それぞれの収益率について説明していきます。

リピートAIにおける収益率

リピートAIにおける収益率にて選択した期間稼働した場合に推奨証拠金の何パーセント収益が上がっているかがわかります。収益率計算の元となっている総損益は「累積損益＋評価損益」で算出されています。総損益や累積損益についてはエージェントページの損益曲線タブにて確認が可能です。

リピートAIの収益性を確認する際は収益率と共に、指定した期間でどれくらいの累積損益が出ているかを見るとより稼働後のイメージができるでしょう。

トレードAIにおける収益率

トレードエージェントにおける収益率も「総損益÷推奨証拠金」で算出されています。収益率が高いエージェントは総損益が大きいというのはもちろんですが、推奨証拠金の計算に「最大DD×3」が含まれていることがポイントとなります。

最大DDが大きいほど収益率が小さくなる計算式のため、収益率の高いエージェントは選択した期間において下げ幅を小さく抑えて利益を上げた、比較的成績が安定していたエージェントといえます。またファンドについても同様です。

まとめ

エージェントを選ぶ際は稼働の目安となる推奨証拠金を参考にご自身の投資資金と照らし合わせて運用するとよいでしょう。またエージェントを選ぶ際は今回説明した収益率だけでなく、通貨分散や最大ＤＤといった他の観点も見るのもポイントです。

※収益率は過去のシミュレーション結果であり、将来の利益を保証するものではありません。