
マイメイト ユーザーインタビュー(MTHさん)
2023年3月3日
マイメイトの運用の参考として、ユーザーのひとりにインタビューしました。今回お話しを聞いたのは、MTHさん(40代自営業)。マイメイトを利用し始めたきっかけから運用方法まで、細かくお答えいただきました。
ダイヤモンド社の「ザイ・オンライン」ではすでにインタビューをまとめた記事が公開されていますが、本サイトでは「質問⇒回答」の形式で掲載します。
「エージェント」の稼働/停止/入れ替えの判断、運用で心掛けていることなど、マイメイトとの向き合い方はとても参考になるので、ぜひじっくりご覧ください。
※ご回答いただいたのは2023年1月19日で、内容はその時点のものとなります
マイメイトの運用成績・始めたきっかけ
マイメイトの運用成績
【質問】
マイメイトはどのくらいの資金で始めて、現在はいくらくらいになっているでしょうか?
【回答】
最初に入金した資金に対して、約40%の利益が出ています。運用期間は1年弱です。
マイメイトを始めたきっかけ
【質問】
マイメイトはどのような理由で使い始めたのでしょうか。また実際に使ってみて、マイメイトにどのような利点を感じられたでしょうか?
【回答】
元々リピート系(※編注)の自動売買をしていたのですが、一時的な含み損を前提とした運用となるため、資金や精神的な負担が少なくありませんでした。
【※リピート系:複数の売買注文を任意の価格帯に設定し、買い・売りを細かく行うタイプのFX自動売買。インヴァスト証券でいうと「トライオートFX」】
そこで自動で損切をする仕組みはないものかと調べていたところ、マイメイトを見つけたので試しに運用してみることにしました。
利点として感じているところは、感情に左右されず淡々とエントリー及び決済をしてくれるところだと思っています。
私自身、裁量トレードの技術はまだまだ未熟で、どうしてもエントリーや損切、利益確定の時に戸惑いが生じます。
そういった部分をマイメイトはフォローしてくれているように感じます。
またポジションを1つしか持たないので、含み損に対する資金や精神的な負担も軽くなっています。
マイメイト運用のポイント
稼働している「エージェント」の特徴
【質問】
これまで稼働させた「エージェント」の変遷を教えて頂けますでしょうか。その中でも印象的だった「エージェント」や、“この子はオススメしたい”といった「エージェント」について、名前と理由を教えていただけますでしょうか。
【回答】
(※編注:内容はご回答いただいた2023年1月19日時点のもの)
基本的には米ドル/円とユーロ/米ドルのリスク回避型(最大ドローダウンが小さいなど)を中心に運用しています。
運用初期はカナダドル/円と英ポンド/円も運用したこともありましたが、現在は通貨ペアを米ドル/円とユーロ/米ドルのみにしております。
「エージェント」の具体的な名前を挙げると
・米ドル/円 KITAKITA-Okosama → mahiatsu → あかねやkatu・BRAVES
・ユーロ/米ドル Nao → Love → popo → ボリン
です。ただし、相場の状況によっては今後も安定して利益を出し続けるとは限らないので、あくまでも現時点でということになります。
「エージェント」の稼働・停止タイミング
【質問】
「エージェント」の稼働を増やすタイミングや停止するタイミングなど、運用に関してご自身のルールがありましたらお教えください。例えば「収益率が落ちたので、マイメイトでの運用を一時停止した」「『エージェント』を入れ替えたら収益率が上がったため、追加で稼働した」など。
【回答】
自身の資金と市場のボラティリティ(価格変動の大きさ)を鑑みて決めています。最優先で避けなければいけないのはロスカットなので、ボラティリティが大きすぎる時は稼働を停止したり稼働数を減らしたりしています。
また、資金が増えた時はドローダウン(期間中の最大損失)に耐えられそうな範囲で「エージェント」を増やすことがあります。
運用の基本方針
【質問】
運用の中で収益が上がったタイミングがあれば、どのような点が良かった結果、成績が上向いたとお考えでしょうか。
【回答】
まだ確信を持って言えないのですが、調子が良いと感じた時に心掛けていたことは、
・「エージェント」に任せて、何もしない
・エントリーから決済までの取引期間の視点を長めにする
おそらく、この2点ではないかと思います。
運用初期は短い時間足で監視して手動決済をよくしていました。目先の値動きに我慢できずに利益確定や損切を繰り返していたので、利益は伸びませんでした。
「エージェント」の取引状況を見直した結果、自分の見ている時間足に比べて「エージェント」が取引している時間足はもっと長期なのだと思い、一度割り切って手動決済をせずに見守ることにしました。
その結果、一時的に含み損は出るもののプラスへ転じる取引が多くなってきたように思います。
中長期の運用で心掛けていること
【質問】
マイメイトを運用されている中で、中長期での運用を意識した設定や対応はありますか? 例えば目先の1か月で損益が落ち込んでも、特に気にせず、「エージェント」を大幅に入れ替えたりしない。または「エージェント」は2~3か月程度のタームで基本的には評価するようにしている、など。
【回答】
基本的どの「エージェント」も中長期で運用した方が良いのではないかと思っています。ポジションを持つと決済まで数日かかることが多いので、デイトレードよりもスイングトレードの感覚で見ています。
また、1か月に1回程度は色々な「エージェント」の成績を確認しますが、運用中の「エージェント」が安定している場合は無理に入れ替えたりはしません。
逆に、大きめのマイナス決済が続くような場合は、相場と「エージェント」の取引状況を確認して相性が悪そうなら入れ替えます。
ただし、それはあくまでも個々の「エージェント」の話で、稼働「エージェント」全体の損益評価は少なくとも3か月以上程度の期間を経て行っております。
短期間の評価ではどうしてもイレギュラーな要素が強く反映される場合があるので、できるだけ安定した資産運用を目指すためにイレギュラーを平滑化できる程度の期間で評価するのが妥当かと考えています。
FOMCなど重要イベントの対応
【質問】
2022年はFOMC(米連邦公開市場委員会)や米CPI(消費者物価指数)発表のタイミングなどで相場が大きく動くことがありました。マイメイトは1日に1回の取引となるため、そうした指標発表などによる値動きを加味したトレードを「エージェント」にしてもらえないケースもあったと思います。その影響を避けるため、「エージェント」の稼働を止めたりすることはありましたか?
【回答】
経済指標発表時でも、先の回答でも述べたように基本的には「エージェント」に任せています。
指標で一時的に動く時間足に対して「エージェント」が取引している時間足は長期なので、瞬間的な値動きについては静観しています。
ただしその後、指標を基準に長期的な動きが見え、それに対して反対のポジションを持っていた場合は手動決済しております。
ですが、私の判断より先に「エージェント」が判断して決済していることの方が多いです。
マイメイトで成功するための3か条
【質問】
「マイメイトで成功するための3か条」といったものをご提案いただくとしたら、どんな3か条になるでしょうか。
【回答】
私自身まだ成功しているとは言い難いので非常に恐縮なのですが、強いて挙げるのであれば、
・監視は気長に、「エージェント」に任せて放置
・プレイヤーの多い通貨ペアで分散運用
・収益率よりリスクリワードレシオとドローダウン
と、以上の3点かと思います。
マイメイトへの感想
【質問】
「エージェント」に対する思いやマイメイトについての感想、その他、失敗談や成功談など、ありましたら教えてください。
【回答】
マイメイトはAIが金融市場に登場して、ようやく一般ユーザーが利用できるようになったツールの1つだと思っています。ですが、まだまだ発展途上で資産運用ツールとしての可能性はこれからのような気がしています。
事実、昨年1年間でマイメイトの機能は随分更新されて使いやすくなりました。それだけ開発者側も力を入れられている証拠だと思います。
ロット数の調整や取引回数の調整が柔軟にできたり、デイトレード型やスキャルピング型の「エージェント」が選べたり、さらにFX以外にも株式や指数などの取引もできたり、個人的にそんな機能が増えたらいいな……などと考えています。
今後も資産運用の良きパートナーとなってくれるよう、活用していきたいと思っています。
最後に
MTHさんにはマイメイトの運用について細かくご回答いただきました。マイメイトの特徴をよく理解され、中長期で「エージェント」をどう稼働させていくか、という点は他のユーザーも参考にできるでしょう。
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