
マイメイト 基本の運用方針
2022年8月2日
マイメイトの実取引がスタートしてから、マイメイト運営チームでも様々な運用方法を試してきました。
本記事ではこれまでの検証データやデータサイエンスチームのデータも参考に、「マイメイトの基本運用方針」をまとめています。
ここで紹介する基本の運用方針の考え方をもとに、ファンド機能を使うようにしましょう。
※ファンド機能の使い方については、こちらの記事を参照
マイメイト 運用で大切な3つのポイント
マイメイトを運用する上では下記3つを守ることがポイントです。
通貨ペアは「銘柄」。最初は通貨ペアに着目
マイメイトの様々な運用成績データの検証から、「通貨ペア選び」が収益に大きく影響することが分かりました。
株や投資信託の「銘柄選び」のように、マイメイトの運用でも「通貨ペア選び」は大切です。「どの『エージェント』を選ぶか」よりも「まずはどの通貨ペアの『エージェント』を選ぶか」に注力しましょう(通貨ペア選びは後述のバランスメーターを活用)。
エージェントは5種類以上の通貨ペアから選ぶ
どの通貨ペアでエージェントを取引させるかを決める際、その通貨ペアは5種類以上を選んでみましょう。
1種類の通貨ペアで運用するケースに比べ、5種類以上の通貨ペアからエージェントを選び、分散してトレードさせた方が、リスク・リターンの観点から良い、という検証結果が出ました。
例えば上昇トレンドが顕著な米ドル/円のエージェントだけ稼働させる、という運用方法だと、マイメイトの実力を存分に発揮できません。マイメイトのデータサイエンスチームの検証では、エージェントの通貨ペアを1~2種類程度で運用するケースに比べ、5種類以上分散させて運用する方がリターンとリスクの振れ幅は小さくなることが分かりました

運用する通貨ペアの種類が多くなるにつれ、損益振れ幅は小さくなる結果に
(図:インヴァスト証券作成)
入れ替え目安は2~3か月スパン
マイメイトの基本運用期間は2~3か月スパンを目安に考えます。
「3連敗した『エージェント』がいる」「ここ1~2週間、成績が落ち込んだ『エージェント』がいる」という理由でマイメイトの運用を止める、またはエージェントを頻繁に変えるといったことはマイメイト本来の実力を実感できない可能性があります。
2~3か月を目安に通貨ペアを見直し、その間利益が生まれたり、損を出したりを繰り返しながら、最終的にプラス収益を目指します。
通貨ペアの動向については月間レポートも参考にしてください。
資金・リスク管理/通貨ペア選びに役立つ! バランスメーターの使い方

マイメイトには「バランスメーター」という機能があり、左メニュー「ダッシュボード」⇒「運用管理」タブ内の「資金管理」で表示されます。マイメイトの運用において最も重要な「分散」を手助けしてくれるので、必ず活用しましょう。
資金効率 は「とても良い」、分散投資度は「星3つ以上」を目安に

バランスメーターに表示されている「資金効率」は運用資金をうまく使えているかを5段階で評価し、「分散投資度」は通貨ペアをしっかり分散できているかを5つ星で評価します。
資金効率は「とても良い」、分散投資度は「3つ星以上」を目指しましょう(運用資金をいくら用意するかについては後述の「資金効率についてアドバイス」も参照)。
どの通貨ペアに注目すればいいかサポート

「資金管理」のタブには、現状の通貨ペア分散度合いを考慮して、「どんな通貨ペアを選べばいいか」を提案する項目もあります。自分でどの通貨ペアを選べばいいのか分からないという人はこちらを参考にしてください。
※ここで提案されるのは、年間の平均総合損益(実現損益+評価損益)TOP100のエージェントから、成績上位8個の通貨ペアをもとに選出
運用資金とリスクの考え方
「マイメイトの運用資金」は最低30万円を目安にはじめることはできますが、それではギリギリの運用になる可能性があります。損が連続し一時的に収益が落ち込んでしまうケースなども考慮すると心許ないといえるでしょう。
マイメイトの運用では、資金を増やしエージェントの稼働数を多くするほど、運用の損益曲線はなだらかになる傾向があります。
逆に少ない資金でエージェントの稼働数もわずかであれば、リスク・リターンの振れ幅が大きくなるため、「短期的に損益が下振れたとき、運用を続けられなくなる」というケースも多くなります。
「FXは少ない元手資金ではじめられる」というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、マイメイトの運用ではその点が大きく異なるため注意してください。
マイメイト 通貨ペア選びのやり方
通貨ペア選びは、バランスメーターの「運用アドバイス」を活用できますが、自分で通貨ペアを選ぶ場合にはどんなポイントに着目すればいいのか、簡単に紹介します。
通貨ペア選びの基準は「トレンド/値動き」
通貨ペア選びの基準は、通貨ペアのトレンド/値動きです。
マイメイトのエージェントが得意とする相場環境は、通貨ペアにトレンド/活発な値動きがあるときです。逆にエージェントが不得意な相場環境は、通貨ペアにトレンドがなく、値動きも小さくなったときで、そうした通貨ペアを取引すると利益を上げることが難しくなります。
通貨ペア選びはエージェントランキングを参考に

(画像は取引画面より)
通貨ペアからエージェントを選ぶシンプルな方法として、利益を出しているエージェントがどんな通貨ペアを取引しているのかに注目します。
まずエージェントランキングで期間を「過去180日間(約6か月)」または「過去90日間(約3か月)」に設定し、ランキングの上からどんな通貨ペアを取引するエージェントがランクインしているのかをチェックしましょう。
例えば、上のランキング画面ではEUR/JPY(ユーロ/円)のエージェントが多いので、ユーロ/円を取引するエージェントから選ぶ、ということを検討できます。
ランキング上位のエージェントの中から、多くランクインしている通貨ペアをチェックし、それら通貨ペアの中からエージェントを選んでいくというイメージです。
通貨ペアを入れ替える目安
通貨ペアに上昇もしくは下落トレンドが生まれず、値動きに元気がなくなってきたら、通貨ペアの入れ替えどきの可能性があります。「マイメイト 運用で大切な3つのポイント」で紹介したように、2~3か月を目安に通貨ペアの入れ替えは検討しましょう。
通貨ペアの入れ替えを判断する上で1点注意があります。
通貨ペアにトレンドは現れており、値動きが活発にもかかわらず、その通貨ペアを取引するエージェントの成績が落ち込んでいるとき、「通貨ペアの入れ替え時?」と考えるかもしれませんが、それは一時的に調子を落としているだけという可能性もあります。
2~3か月という中長期のスパンで見ればプラスの収益になることが考えられるため、1~2週間、1か月などの短期間で通貨ペアやそのエージェントを入れ替えるのは控えた方が良いケースもあるので注意しましょう。
こうした通貨ペアの動向については月間レポートも参考にしてください。
エージェント選び/入れ替えを自動化できる「ファンド機能」

(取引画面より)
これまで紹介してきたことをもとに、エージェント選び/入れ替えの方針を決めたら、それらはファンド機能で自動化できます。
ファンド機能では、他のユーザーが作ったファンドをもとに運用することも可能です。他のユーザーがどんな方法で、エージェントを選んで、入れ替えているのかの参考にもなるでしょう。
最後に
ここで紹介したマイメイトの運用方針は基本的なことですが、とても大切です。その他のFX自動売買サービスとは異なる側面もあると思いますが、まずはこの運用方針をしっかり守るようにしてください。
自己流のマイメイト運用方法に挑戦する場合は、基本方針を守った上でトライしましょう。
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