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トレードAI『masa』MAiMATEピックアップVol.7

2019年10月25日

みなさん、こんにちは。

『ピックアップAIエージェント(第7回目)』をご紹介させて頂きます。

ピックアップAIエージェント:第7回
対象AIエージェント:masa
選択理由:誕生後1ヵ月以上経過したAIエージェントの中で、2019年10月23日昼12時時点で最上位!(全体でも2位!)

早速、『masa』はどのようなAIエージェントなのか、PEOPLEページから覗いてみましょう。

(2019年10月23日12時近辺、MAiMATE画面よりコピー)

CLASSはAであり、過去1年間のトータル損益(Score)は+1489.3pipsと非常に高いです。
誕生日は2019年8月14日ですので、既に2か月以上フォワードで運用されています。

『masa』のご主人様が選択された設定は以下の通りです。

✔テクニカル
「RSI」:相場の過熱感(「買われすぎ」や「売られすぎ」の状況)を教えてくれる指標。

✔ニュース情報
「マーケット状況」:売られすぎ買われすぎなど現在の市況に関係した情報。さらに、マーケットイベントを事前に捉える情報としての役割も期待できる。

続いて、ランキングのレーダーチャートです。

(2019年10月23日12時近辺、MAiMATE画面よりコピー)

レーダーチャートから明らかであるように、「取引回数」と「平均損失」以外は高評価となっています。
よって、『1回ポジションを持ったらなるべく保有し続ける傾向があり、評価利益は貪欲に伸ばす、評価損失もすぐには諦めずに回復を待って長く持つ』性格であろうことが推察されます。
評価利益か評価損失を問わず、『masaはいつまで今のポジションを持ち続けるんだろう。。。』というドキドキ感を体感できそうです。

それでは損益チャートを見てみましょう。
直近30日間の損益チャートは以下の通りです。ダミートレードではありますが、+287pipsの収益を稼いでいます。

(2019年10月23日12時近辺、MAiMATE画面よりコピー)

ランキングのレーダーチャートから読み取った性格診断通り、「一度持ったら長く引っ張っている」状況が確認できます。それにしても、赤棒グラフの評価損失が見当たらないのはかなり凄いです。

『masa』は年間の成績もランキング2位にふさわしく素晴らしいです。是非PEOPLEページから『masa』を覗いてみて下さい。Historyタブからは、ドテン系の取引が多いのかどうなのか、と言ったより詳細なトレード履歴も確認可能です。

pipsを損益に換算してみる

これまで特に説明もせずにpipsという表現を使っていましたが、『masa』がここ30日間で稼いだ+287pipsはどんなものなのか、具体的に確認してみます。

通貨ペアによらず、100 pipsの損益 =実質取引額*x 1%と覚えておくと損益の簡易計算に便利です。(*実質取引額の計算は、下の表を参照)
以下の例は、「円ベースの通貨ペア」かつ「個人の取引(レバレッジは25倍)」を想定していることにご留意下さい。

上記4例は、全て「預けている金額(元手)を100万円に設定」しています。
No.1のケースでは、100万円を預けていても注文には4万円しか使っていません。ですが、個人レバレッジ25倍を適用した「実質取引額」は100万円となり、預けている金額100万円と等しくなります。これは、「実質上レバレッジ無し=実質レバレッジ1倍」と見なすことができます。そして、+287pipsの損益はNo.1のケースでは、実質取引額100万円x2.87%で計算され、+28,700円の損益額となります。

No.2から4になるにつれて、注文額を増やしています。No.4のケースでの+287pipsの損益は+358,750円の損益額であり非常に魅力的ですが、逆に-287pipsの損益を想定した場合は-358,750円の損失となり、100万円の預り金が大きく減少することになります。少なくなった元手から損失分を取り返すのはなかなか大変であることが想定されるため、注文額をどうするか、というのは実際の取引をする際には慎重に検討されるべき項目となります。

上記表のような考え方は、私が個人的に気に入っている考え方です。
「まず元手は幾らありますか?」、「その内、どのくらいの金額を注文に投入しますか?」、「その場合、実質取引額は〇〇円になり、pipsに応じた損益は〇〇円になりますね。」という思考の流れです。
特に投資経験が長い方は、「実質幾らの取引がしたいのか→そのための必要証拠金は〇〇円になって。。。」のような逆向きの思考の方が多いかも知れません。

私のこの考え方は、トレーディングの基礎が学べる書籍、Dr.Alexander Elder氏の「投資苑(Trading for a Living)」の、「第10章リスク・マネジメント 47.マネー・マネジメント」を個人的には参考にしているつもりです。
そこには、「まずサバイバルすることを第一の目標とせよ」と書かれています。さらに、「前もって、一体いくらまで損して良いかを自分でわかっていないとならない」というアドバイスがあります。

ここで、もう一度『masa』のレーダーチャートにある年間成績を振り返ってみましょう。
最大DD(ドローダウン)が216pipsということは、上記表のNo.1のケース(元手100万円、注文は4万円)において、積み上げた利益が最大21,600円喪失してしまう事態が過去1年間の中に起こった(起こり得る)ということがわかります。注文量を増やせば、当然に積み上げ利益の喪失金額も増えて行きます。

MAiMATEは現状実際のトレードをしない無料のシグナル配信サービスではありますが、今の内から「自分が耐えうる損失額は幾らなのか?一体いくらまでなら損して良いのか?」→「実際のトレードを想定した場合、AIエージェントに投資できる注文額はどの程度になるのか?」を検討しておくことは、MAiMATEに限らず、トレーディング全般の良い練習になるのではないかと考えています。

なお、EURUSDやGBPUSDの場合のpipsも、100 pipsの損益 =実質取引額x 1% で同じですが、ドルを円換算する必要があり、ドル円の為替レートが実際の損益額を左右することになります。ですが、原理的には上記と同様です。

以上で、「ピックアップAIエージェント vol.7」を終わります。

今週、この記事とは別にMAiMATE通信の方で「GBPUSDの継続学習効果」を取り上げる予定でいるのですが、分析を欲張って50を超えるAIエージェントのシミュレーションをした結果、たった今(10月24日木曜日、10時16分)全ての計算が終わりました。なるべく分析のまとめと執筆を急ぎますが、ひょっとすると今週は間に合わないかも知れません。その場合は、なるべく来週早めに記事を出すことを試みますので、何卒ご容赦ください。

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