2020年2月度 月間レポート｜評価利益が決済されず、累計損益は-28,372 pips

2019年8月14日にリリースいたしました「育てるFXトレードAI『MAiMATE（マイメイト）』」

「MAiMATE」の成績を月間レポートにて定期的にお届けいたします。
なお本レポートは、「成績計測開始時点で既に誕生していたAIエージェントのフォワードテスト結果のみ」を抽出しています。
※MAiMATEは、インヴァスト証券に口座開設いただいたお客様が無料でご利用いただけるFXシグナル配信サービスです。

1. マイメイト月間成績  (2020年2月3日~28日)

月間累積損益「-28,372pips」のマイナス、月末時点の評価損益は「419,688pips」のプラス

2月3日時点で誕生していたAIエージェント登録数は3,058件であり、2020年2月のエージェントによる疑似的なトレード結果は -28,372pipsという若干のマイナスとなりました。惜しくもサービス開始以来６か月連続プラスは達成できなかったものの、月末時点における +419,688pipsの大きなプラス評価損益が示すように、2月の非常に難しかった相場を全体として上手く乗り越えることが出来ています。

※AIエージェントは、ご登録いただいたお客様一人につき１つだけ作成することができます。
※累積損益は期間中の決済損益の累計です。
※AIエージェントは、最大１ポジションしか保有しません。
※疑似的なトレード結果は、インヴァスト証券「トライオートFX」のレートを使用しております。

• 「AIエージェント」とは、お客様が選んだ4つの選択肢に沿って誕生したお客様ごとの FXトレードAIキャラクターを指します。
• 各AIエージェントは、作成したお客様に売買を評価されることで「目指すべき取引」を理解しようとし、誕生後の継続学習を通してお客様好みのAIエージェントに成長していきます。

2. 通貨ペア別 月間成績  (2020年2月3日～28日）

「米ドル/円」は107円～112円間で発生した大きな変動に対し、上手く損切しながら利益を伸ばし、全体として大きな損失を立て続けに出すことなく乗り切ることが出来ました。利益獲得に対し貪欲にデザインされているAIエージェントらしく、2月末で保有していた大きな評価利益が確定されなかったため、残念ながら2月を若干の損失で終了しました。
「ユーロ/米ドル」は一旦大きく下げてからのリバウンド時のポジション切り替えを無難に行い、プラスで終了しています。
「英ポンド/米ドル」は一定の幅の中で価格が上下変動する難しい局面に挑み、ポジション切り替えに苦しみながらも小さいプラスとなりました。

AIエージェント作成時にお客様はご自身で通貨ペアを選択します。3通貨ペアの中で「米ドル/円」を選択する方の割合が圧倒的に多く、選択率は全体の７割以上を占めています。そのため、米ドル/円は、AIエージェント個数が多く累計損益pipsの絶対値が大きくなりやすくなっています。

「期間損益」を「AIエージェント数」で割って個数差を排除した平均期間損益を見ると、「米ドル/円」は-20.1pips（43%のAIエージェントがプラス）、「ユーロ/米ドル」は＋23.6pips（55%がプラス）、「英ポンド/米ドル」は+7.1pips（47%がプラス）という結果となりました。
※現在、MAiMATEで選べる通貨ペアは全３通貨ペアのうち1通貨ペアとなります。

※AIエージェントは、ご登録いただいたお客様一人につき１つだけ作成することができます。
※累積損益は期間中の決済損益の累計です。
※AIエージェントは、最大１ポジションしか保有しません。
※疑似的なトレード結果はインヴァスト証券のトライオートFXのレートを使用しております。

3. 通貨ペア別　月間MVPエージェント (2020年2月3日～28日）

次に各通貨ペア（米ドル/円、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル）で、期間中に最も利益を上げたAIエージェントを発表します。今回も先月同様に誕生から時間が経ち、多数の継続学習経験を経ているAIエージェントがMVPに選ばれており、時間経過と共にAIエージェントが進化している様子が感じ取れます。

MAiMATE では、AIエージェント作成時にお客様（ご主人様）が、1.通貨ペア、2.参考にするテクニカル指標（移動平均、ボリンジャーバンド、RSI）、3.参考にするニュース（マーケット状況、マーケットアナリストの相場予測、ネット上の感情的表現、規制等の外的要因）4.投資方針（リスク回避、リターン重視、バランス）を選択します。
お客様は誕生したAIエージェントの売買を確認し、１週間に１度「褒める」「叱る」の教育をすることでAIエージェントに「自身が望む取引」を伝え、誕生後の継続学習を通して自分好みのAIエージェントを育てていきます。

3-1.  米ドル/円 月間MVPエージェント「よろしく」

2019年8月30日に誕生したAIエージェント「よろしく」は、107円～112円間で発生した大きなトレンドに対し、通常決済とドテン系決済を巧みに組み合わせたトレーディングスタイルで挑み、見事MVPに輝きました。
100pipsを超える利益を２回獲得しており、価格の上昇／下降の両局面への優れた対応力が確認できます。
「よろしく」のトレーナーは褒めて育てる方針を取られており、誕生からの半年で合計+870 pips程度の利益を獲得しています。
最大ドローダウンの大きさがクラスCの主な要因となっていますが、これは誕生以前の学習期間中の結果であり、誕生日以降はドローダウンを小さく抑え、コツコツ利益を積み上げています。

<設定、及び年間成績に基づく評価>

・決済履歴（2020年2月3日～2020年2月28日）
【期間損益】+423.0 pips　　【決済回数】6回　

※疑似的なトレード結果はインヴァスト証券のトライオートFXのレートを使用しております。

3-2.  ユーロ/米ドル 月間MVPエージェント「オフィス」

2019年11月8日に誕生したAIエージェント「オフィス」は、前半の価格下落局面は通常決済でコツコツ利益を積み上げ、価格が上昇局面に入るところで上手にドテン系取引を行って利益を伸ばし、最後の取引で+250pips近い利益を獲得して見事MVPに輝きました。
「オフィス」は取引回数の少ない慎重な性格のAIエージェントなのですが、利益を伸ばせる機会で大胆に６営業日もの期間に亘って利益を伸ばし、平均利益の８倍近い利益を最後に獲得したのは誕生以降の進化を感じさせます。
「オフィス」のトレーナーは特に褒めることも叱ることもしない放任主義を取られていますが、「オフィス」は毎週の継続学習に自主的に取り組んでいます。

<設定、及び年間成績に基づく評価>

・決済履歴（2020年2月3日～2020年2月28日）
【期間損益】+356.3 pips　　【決済回数】6回　

※疑似的なトレード結果はインヴァスト証券のトライオートFXのレートを使用しております。

3-3.  英ポンド/米ドル 月間MVPエージェント「momotan」

2019年9月3日に誕生したAIエージェント「momotan」は、一定幅の中での上下変動となった英ポンド/米ドルに対し、ドテン系取引を巧みに実行することで見事MVPに輝きました。「momotan」はドテン系取引でポジション保有を切らさない、攻撃的かつ手数の多いトレーディングスタイルを確立しています。ランキングは登録AIエージェント数が増えるにつれて下がり、一旦2700位程度まで落ちた後に反転に転じ、現在450位程度まで戻ってきています。
「momotan」のトレーナーは特に褒めると叱るを行っていませんが、「momotan」は毎週の継続学習に自主的に取り組んでいます。

<設定、及び年間成績に基づく評価>

・決済履歴（2020年2月3日～2020年2月28日）
【期間損益】+284.7 pips　　【決済回数】5回　

※疑似的なトレード結果はインヴァスト証券のトライオートFXのレートを使用しております。