国民投票はノーポジで!ポンドドル上昇中だからこそ他通貨ペアも要注意!!

EU離脱をめぐる英国の国民投票が23日(現地時間)に行われます。
投票は現地時間の午後10時(日本時間24日午前6時)に締め切られ、即座に開票作業が始まります。
大勢が判明するのは日本時間の昼ごろとされています。

世論調査においては最後まで「残留派」「離脱派」が拮抗するような流れとなりましたが、足元の為替市場ではポンド買いが進んでいます。

ポンドドルの日足チャートにおいては、1.4000で反発しており、今年3月4月にも何度か反発の動きを見せています。

また、同じくポンドドル1.4000の水準を月足チャートで見てみると、リーマンショック後の安値水準にも相当していることが分かります。

国内ではポンドドルを取引している方は少数派かと思いますが、通常時のセオリーであれば、この1.4000はポンドドルの1つの防衛ラインとして強く意識される水準と考えられます。

しかしながら、今回の国民投票の結果で「離脱派」が勝利した際には市場の混乱と合わせてポンド売りが一気に進むという見方が根強く、ポンドが足元買われているから今だからこそ、その反動としてポンド売りがより強烈になってしまう可能性もあります。

かつてポンド空売りにより”イングランド銀行を倒産させた男”として名をあげた伝説の投資家、ジョージソロス氏も今週、英国の新聞において「英国のEU離脱は実際に起こり得るリスクであり、その場合ポンドは対ドルで20%余り下落する可能性がある」と警告しています。

ポンドドルが20%下落する水準とは1.2000を下回ることになり、実に1985年、つまり30年以上さかのぼらないといけないという水準です。

実際の値動きがどうなるかは分かりませんが、値段が跳ぶ可能性があることを考慮すると、ポジションの決済はもちろん、ポンド系ストラテジーはいったん稼働停止を行なうべきです。
また、ポンドドルの変動が大きい場合にはドルへの影響度合いも大きくなりますし、
その他の通貨ペアについても急変動を引き起こす可能性があります。ポンドを含まない通貨ペアであっても、発注数量の設定や稼働停止等を検討し、出来る限りリスク負担を軽くし、国民投票の行方は余裕をもって見守ることができる状態にしておきましょう。

選挙の結果がどうであれ、英国、EUの動向が不安定になれば、米国や日本、スイスなどに資金が流れることにつながり、また新たなトレンドが生まれる可能性があります。
強いトレンドの発生により、実績をあげるストラテジーもまた出てくると予想されますので、選挙前後の混乱・リスクを避けて運用されることをオススメします。

※今週は国民投票という事情を考慮して木曜日に配信させていただきます。

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来週の「イマコレ」ストラテジーです。

※Myシストレ24より6月23日作成※最大DD(ドローダウン)の単位は”pips※☆印は期間12ヶ月の最大DDの値が1000未満