あのときフルオートがあれば。。。あらためて考えたい「入れ替え」の重要性

目次
どんなに実績のあるストラテジーでも、今後も有効という保証はない!
レジェンドストラテジーの今 「ThirdBrainFX(サードブレインFX)」
「フルオート」は実績あるストラテジーを入れ替える!


どんなに実績のあるストラテジーでも、今後も有効という保証はない!

お客様から「本当に入れ替えた方が良いの?」というご質問をいただいたことがあります。
我々が「入れ替え」を重要と考えるには理由があります。

それは、今現在どんなに実績をあげているストラテジーであっても、今後も実績を上げ続けるという保証がないことです。

だいぶ古い記事ですが、2013年に金の卵おじさんが掲載した記事にもあります。
「マネージャーはたった一人のプレイヤーに頼り過ぎてはいけない」
https://www.invast.jp/st24mr/advantage/information/strategyblog/2013/12/thirdbrainfx-audjpy.html

運用に限った話ではありませんが、何かにとらわれて、他の選択肢ができないような状況はやはり好ましくないと思います。

過去の実績はもちろん重視しますが、今の現実を見ずに特定のストラテジーに固執することは避けなくてはなりません。

実際の事例についてもご紹介させていただきます。

レジェンドストラテジーの今 「ThirdBrainFX(サードブレインFX)」

2012年から2013年にかけてシストレ24を運用していた方であれば、誰もが知っていた伝説級(レジェンド)のストラテジーがありました。

それが、ThirdBrainFX(サードブレインFX)、通称サブレです。

特に豪ドル円の人気が高く、2011年8月から2013年6月の約2年間において、20,000Pipsを超える実績をたたき出しました。

運用資金30万円、発注数量10k(1万通貨単位)で運用していたとするなら、2年弱の運用で当初資金の30万円が230万円になったという計算です。(約7.6倍)

該当する期間は概ね豪ドル円が上昇傾向にある時期にあたりますが、その中でも、「買ってヨシ」「売ってもヨシ」と200pipsを超える大型利益確定を繰り返す、大変勢いのあるストラテジーでした。

しかしながら、そうした無類の強さを誇った「ThirdBrainFX AUDJPY」も、2013年7月以降、成績の停滞と低迷を繰り返すようになってしまいます。

一時的に復調気配を見せることもありましたが、今年の成績は低迷しており、現在最大ドローダウンを更新しています。

当時、他のストラテジーを寄せ付けない実績をあげていた「ThirdBrainFX AUDJPY」のようなストラテジーであっても、成績を落としてしまうのです。

常に相場環境は変化する可能性もあるため、シストレ24の運用において「特定のストラテジーに頼り過ぎてはいけない」という実例です。

実際、成績が停滞し、その後下降し始めても「また挽回してくれる」と考えた方は多いかと思います。最大ドローダウンが点灯するなどすでに状況が変化したことがハッキリした局面においても、それでもまだ粘り強く稼働される方がいらっしゃいました。

直前の成功体験があまりに強烈であったため、1つのストラテジーにかける期待が強すぎた感は否めません。

あのとき、「フルオート」のような実績を元にした客観的な入れ替え機能があれば、きっとまた違う結果があったように思われます。

「フルオート」は実績あるストラテジーを入れ替える!

なお、「フルオート」においても、1つのストラテジーを長く使用することを否定するわけではありません。

実際にこの1年で継続して実績を上げているストラテジーは存在しています。

期間12ヶ月の実現損益上位ストラテジーなどはその一例です。

期間12ヶ月の実現損益ランキングでも上位となっている「MultiAgent GBPJPY」「TidalWave GBPJPY」をはじめ、収益率ランキングで上位となっている「WaveRider GBPJPY」なども加えて、これらのポンド円ストラテジーはそれぞれ今年を代表する活躍をしています。



この1年において、ポンド円は横ばいと下落を繰り返しながら、英国国民投票などのイベントも経てきました。上図のストラテジーなどはこうした高いボラティリティを乗り越えて実績を積み上げてきたわけです。

それぞれ推奨証拠金に対して2倍から4倍以上の実現損益を上げています。

例:「MultiAgent GBPJPY」 推奨証拠金54万円に対して、期間12ヶ月で+186万円の実現損益。資金54万円で運用していた場合は、12ヶ月で元金合わせて240万円に!

こうした実績あるストラテジーであっても、サードブレインFXの例にもあるように、永遠に好調であるとは限りません。また当然ながら、不調の時期も存在します。

だからこそ、「入れ替え」が有効となります。

相場の変化やストラテジーの調子を見極めて「入れ替え」を行うことは難しいため、客観的な実績値をもとに入れ替えを行います。

実際、実績をあげているフルオートはこうしたストラテジーを上手く取り入れています。

一番人気の「金の卵トップ1実現T50」などの入れ替え履歴です。

先ほど紹介した「TidalWave GBPJPY」「MultiAgent GBPJPY」といった今年活躍が著しいストラテジーをしっかり選んでいます。

履歴を見ていただいても分かるように、結果として同じストラテジーが連続して選択されることもありますので、調子の良いストラテジーを継続して運用することもあります。

これまで重要と認識しながらも、実際には難しい面もあった「入れ替え」。

今回、実績でもって「入れ替え」を自動化する「フルオート」のリリースは、お客様の運用スタイルをガラリと変化させる新機能になります。

今後の「フルオート」にぜひご期待ください。