どうした!?どうする!?「MultiAgent」、期待の新星となるか?「ShortMove」

昨年末から約3ヶ月間にわたって、その圧倒的な収益力で気炎を上げていた「MultiAgent GBPJPY」ですが、現在は不調ステータスが点灯しています。

運用されている方はもちろん、以前にも「MultiAgent GBPJPY」を記事にて取り上げているのでご存知の方も多いと思いますが、「MultiAgent GBPJPY」自体は損益の出入りが大きいストラテジーです。

以前の記事:
肉を切らせて骨を断つ!「MultiAgent
」、1ポジで蝶のように相場の荒波を舞う「DBSwing
https://www.invast.jp/blogs/ima11-2/

1月2月のような実績が大変好調な時でも、130pips前後の損切りを連発させることが起こっています。それも1度や2度ではありません。それにも関わらず、損益曲線が綺麗な右肩上がりを描いているのは、両建て等も駆使しながら、250pips前後という大きな利益確定を連発させることにありました。

連敗自体はあらかじめ想定された出来事なので問題無いのですが、それよりも「MultiAgent GBPJPY」の稼ぐ力、すなわち250pipsという大型の利益確定を行うことが難しくなっている点に問題がありそうです。

下記はミラートレーダーから出力させた取引履歴を編集したものです。Pips表記になりますが、オープンからクローズまでの期間での最大評価利益と最大評価損失が分かるのが特徴です。



ざっと直近の取引の流れは以下のようになります。

①保有する買いポジション3つのうち、1ポジションを先行して246pipsの利益確定(3月12日)
②残した買いの2ポジションを保有しながら、売りを1ポジション建て、一部両建てに。
その後、買いの2ポジションを処分して、売りポジションの利を伸ばし利益確定。(3月15日)
③続けて売りポジションを保有するも利を伸ばせず損切り。(3月17日)
④また売りポジションを保有するも、その後買いポジをとり、また両建てを行う。
買いに見切りをつけ処分し、売りポジを3つまで増やしていくも、結果的には3ポジとも損切り。(3月17日~18日)
⑤ ④で売りポジションを損切りする中、あらたに買いでエントリーしていくも、利を伸ばしきれず損切りに。(3月22日)

ここ2週間の動きにおいて、基本的には両建てを維持することが多く、上にも下にも利を伸ばしきれず、苦戦している様子が伺えます。

しかしながら、もう一度先ほどのミラートレーダーから出力させた取引履歴を見ていただくと、結果的には130pips前後の損切りとなっているものでも、たとえ一時的とは言え、約100pips~177pipsという大きめの評価益となっていたことも多くありました。

両建てをして、利が乗りそうな方向のポジションを残しているので当然と言えば当然ですが、相場があとひと伸びしていれば、取引結果も今とはだいぶ違った様相になっていたはずです。

基本的にはトレンド相場で力強く利益を伸ばしやすいストラテジーですが、この3ヶ月においては一時的なレンジ局面でも成績を伸ばしてきたのも事実です。

これからトレンド相場が到来するというのがベストシナリオですが、そうでなくともボラティリティがもう少し増えればまだまだ十分に活躍する可能性があると判断できなくもありません。

ただ残念ながら、今回のイマコレからはいったん外すことになりました。
直近1ヶ月の実現損益がマイナスとなり、不調ステータスがついたためです。

イマコレユニットの運用でも、「MultiAgent GBPJPY」の苦戦を、その他のイマコレストラテジーの活躍により十二分にカバーできていただけに、もう少し見極めてみたいという思いも無い訳ではありません。が、今回イマコレから「MultiAgent GBPJPY」が外れることにより、イマコレユニットからも外れる予定です。

イマコレ抽出はあくまで過去の実績を基に行っていますので、今後の相場判断やボラティリティの予想などは2の次になります。あくまで「中長期の実績を残しており、直近の成績も良い」ストラテジーを抽出しています。

そのため、相場判断を加味してストラテジーを選択するというのならば、イマコレからは外れても「MultiAgent GBPJPY」を選ぶ判断は”アリ”です。実際に期間3ヶ月以上の実績は申し分ないので、今後、GBPJPYにおけるトレンドの発生やボラティリティの高まりを見込んで稼働を継続する、また、稼働停止中の方であってもGBPJPYの動向次第でいつでも稼働できるようにしておく、ということは十分考えられます。

ただし、「MultiAgent GBPJPY」の稼働時においては、出入りの激しいストラテジーであることを踏まえて、資金の余裕はもちろん、ポートフォリオのバランスを考えて運用されることをオススメします。

☆期待の新星となるか? ShortMove EURGBP☆


「ShortMove EURGBP」
は先月末あたりからトレーデンシーユニットなどで採用されており、気になっていたストラテジーですが、今回「銀の卵」を点灯させて、イマコレに登場です。

損益曲線は昨年12月から一気に右肩上がりとなっており、現在「利益更新中」ステータスが点灯するなど成績は好調です。

年間の最大ドローダウンが▲768pipsと小さいことも魅力的です。
ただし、取引通貨がEURGBPであるため、実際の損益についてはポンド円の値にて円転されるため、1pips当たりの価値が約1.6倍となります。

EURGBP系のストラテジーを稼働させる際には、上記も踏まえて発注数量等を決定すべきですが、「ShortMove EURGBP」については最大2ポジションと限定されているため、それほど気にされなくても良いかもしれません。

取引履歴を確認すると直近では見事に買いしか行っていません。

上昇相場ですのでそれで問題無いのですが、取引の特長としては、相場に勢いがある時は数十分程度で2ポジションを積み上げ、同時決済を行うことが多く見受けられます。
デイトレで20pips前後の利益確定を素早く行うかたわら、数日かけて利を伸ばすスィングトレードの要素も兼ね備えています。

2ポジションまとめての損切りが直近では見られず、ポジション取りや方向性などストラテジーの相場判断が現在の相場に非常に適していることが伺えます。

昨年GW明けにEURGBPが大きな動きとなった際には、2ポジションで約▲500pipsという損切りに見舞われたこともありましたが、それ以降大きく崩れこともなく堅牢性の高い運用を行っています。

また、過去には1ヶ月近くポジションを抱え、結果的に損切りとなったこともありますので、現在のようにスィングで大きな理系を狙いつつも、小気味よいデイトレードスタイルの取引が発生している現在のような状態がちょう調子の良し悪しを示す1つのバロメーターと考えて良さそうです。

通常時は100pips未満に損失を抑えていますので、大きな評価損を抱えて我慢するような時には、相場状況等を踏まえ稼働の見直しを図るタイミングとなります。

今後の運用については

期間1ヶ月のランキングでは依然として20万円以上の実現益をたたき出しているようなストラテジーがゴロゴロ存在しています。しかしながら、2月のような大きな相場変動がこれから続くかどうかについては慎重に判断する必要がありそうです。

今は相場の転換期にあたっている可能性があるため、例えば稼働中のストラテジーについては日々Myシストレ24上で期間1ヶ月の成績を確認するなど、本当に直近の相場にフィットしているか確認いただければと思います。

「MultiAgent GBPJPY」
に関しては本文にも記載させていただいた通り、今後の相場動向の判断を踏まえてご検討いただければと思います。

「ShortMove EURGBP」については直近の上昇相場にフィットしたものであり、相場変化への対応に関しては未知数の面もありますが、年間最大DDの低さ、また大きく連敗していないこれまでの運用実績を評価して稼働させてみたいところです。

次の主役となるストラテジーもこのような時期にすでに優秀な成績を上げている可能性もあることから、Myシストレ24でのストラテジー検索を日々お試しいただくのも面白いかもしれません。

来週の「イマコレ」ストラテジーです。

※Myシストレ24より3月25日作成
※最大DD(ドローダウン)の単位は”pips”
※☆印は期間12ヶ月の最大DDの値が1000未満