資源国通貨ペアの代表格「USDCAD(ドルカナダ)」追加のお知らせと来週のイマコレ

いよいよ来週からドルカナダ(USDCAD)のストラテジーが利用可能になります。

ドルカナダと言われても、正直過去の値動きがさっと頭に思う浮かべることができる人はほとんどいないかと思います。せっかくですので値動きや特性等も予習をしておきたいと思います。

過去2年の週足チャート

(くりっく365リッチクライアントからインヴァスト証券作成)

上記はUSDCAD、EURUSD、USDJPY、CADJPYの各通貨ペアの2014年5月26日から現在までの
約2年間の週足チャートになります。

2014年はECBや日銀が緩和政策を行う中、米国だけが利上げに向かおうとしておりましたので為替においてはドル高が非常に顕著な時期でした。ドル円、ユーロドル同様、ドルカナダ(USDCAD)も緩やかではありますがドル高方向に向かっています。

さて、2015年に入ってきますと少し様相が変わってきます。

ユーロドルは3月に1.05を割れた後はレンジ相場に、ドル円も同様に2015年は少し幅が広いですが、明確なトレンドが出ることなく、大きめのレンジで推移しました。
そういった中、ドルカナダ(USDCAD)は2014年にもまして力強く上昇しました。他の

通貨ではドル高となっていないのになぜでしょう?
その答えは下のチャートをご覧ください。

WTI原油 期近(週足)

(出典:CME Group)

これは約2年間のWTI原油の値動きです。
2014年の夏場から年末にかけて急落し、さらに半年間揉みあった後、2015年の夏場から年末にかけてまた急落しています。

カナダは原油を含んだオイルサンドが豊富に産出することから、資源国の代表格とされます。
そのため、原油価格が下落することによりカナダドルが弱含むなど、カナダドルは原油価格の動向に大きく左右される通貨と言えます。

つまり、2015年にユーロドルやドル円がレンジ相場となるなどドルがあまり強くない中で、ドルカナダ(USDCAD)が上昇していたのは、ドルの上昇ではなく、原油価格の下落に合わせてカナダドルが弱くなっていったことが原因です。

説明が長くなりましたが、ドルカナダの特長として、隣国である米国のドルの状況、そして原油動向に大きな影響を受ける、とさえ覚えておけば問題ありません。

覚えておきたいこと
・ドルカナダは米国の経済状況と原油価格に大きな影響を受ける!

ドルカナダのストラテジーについては来週以降、Myシストレ24に掲載されてから、あらためてご紹介させていただきます。どういったストラテジーが入ってくるか楽しみですね。

 

それでは今週のピックアップストラテジーをご紹介します。

☆PickUP☆ Greif USDJPY

「Greif USDJPY」には年間右肩上がりの「金の卵」、そしてストラテジーの中でも優れた実績を示す「実現損益TOP100」「T-ScoreTOP100」といったステータスが点灯しています。

年間の損益曲線は右肩上がりとなっていますが、急ピッチの上昇と緩やかな下落を描いています。
これは統計情報を確認いただきたいのですが、勝率があまり高くないこと、そして平均利益が高い=大きな利益確定を狙うという取引スタイルによるものです。

実際の取引履歴でも、200pips超の利益確定を行っている一方、損切りは概ね50pipsで行っています。圧倒的に損切り幅の方が狭いことから結果として勝率は低くなりますが、狙える時にはしっかりと大きな利益確定を行うことで右肩上がりの実績を残しています。

開発者の方いわく、「順応性に優れたシステム。ピラミディングスイング、順張り、押し目買い、逆張り、ヘッジトレード、すべての戦略をパッケージ化したトレンドフォロー型ロジックです。」とのこと。

多様なロジックを組み合わせているということもあってか、個別のポジションについてはそれぞれ決済されることが多く見られ、まとめて決済を行うことは利益確定の一部に見られる程度です。

早めの損切りが特長であることから、パラパラと損切りが続くこともありますので、あらかじめ勝率が低いことと、その都度大きな利益確定を残してきた実績を認識して稼働させたいストラテジーです。


なお、余談ですが「Greif」というのはドイツ語でグライフと読みます。
鷲の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ伝説上の生物で、英語だとグリフィン(griffin)、ラテン語でグリプス(gryps)などと呼ばれます。
映画のハリーポッターシリーズなどでもチーム名など登場していましたので、知っている人も多いかもしれません。


(出典:wikipedia)

そして、実はこの伝説の鳥獣はシリーズとして各国の名称でシストレ24に搭載されています。

「Griffin」英語
「Gryps」ラテン語
「Greif」ドイツ語

ロジック自体は共通点があるようですが、時間軸の取り方や最大ポジション数、そして対応通貨に違いがあります。中でも今回ご紹介した「Greif」は最大保有ポジションも多く、対応通貨ペアも3種の中では最多となっていることから、相場に対する対応力が高いストラテジーと考えられます。

Myシストレ24では取引回数等において一定の実績があるスタラテジーが表示されますが、直近1ヶ月の実績ではラテン語の「Gryps」、ドイツ語の「Greif」が検索できました。

「Greif USDJPY」
に関して言えば、AUDUSDなどでも実績を出しており、また類似のストラテジーである「Gryps」でもドル円において収益率の高い実績をあげており、ロジックの好調さが伺えます。

保有中のポジションも利益を伸ばしており、これからの運用に期待です。

今後の運用については

Myシストレ24のランキング表示においても、大きなリスクを覚悟して利益を狙いに行くリスク志向型のストラテジーが多く見受けられるようになっています。

もちろん高い実績をあげていますのでそれらを選択することは1つの考えですが、過去の最大ドローダウン等を確認し、あらかじめリスクが高いストラテジーであることを認識しておかなければいけません。

最大ドローダウンが大きなストラテジーはコントロールも難しい上級者向けのストラテジーですので、初心者の方であれば、稼働を見送るか、採用したとしても発注数量を少額に設定し、試していただくことをオススメします。

にわかに米国の6月以降の利上げ気運が高まってきたことから、米国の経済指標や要人発言には今後注目が集まりそうです。

来週の「イマコレ」ストラテジーです。

※Myシストレ24より5月20日作成
※最大DD(ドローダウン)の単位は”pips”
※☆印は期間12ヶ月の最大DDの値が1000未満