相場上昇とあわせて活躍するEURGBPストラテジー。 T-scoreとあわせた活用法も!!

本日は4月1日、新たな環境、新たな気持ちで新年度を迎えられた方もいらっしゃるかと思います。

3月の相場は2月の急激な円高の反動もあってか、為替においては全般的に方向感の定まらない展開が続きました。
日米欧の金融政策発表等が3月中旬に集中することから、大きなトレンドの発生を事前に予想する向きもありましたが、引き続き相場の方向性を見極める展開が続きそうです。

4月中旬からは機関投資家や企業の動きも活発になると言われており、新たな動きも期待されますが、すでに昨年から上昇トレンドを描いている通貨ペアが実は存在します。

それがユーロポンド(EURGBP)です。

シストレを活用されている方であれば、イマコレにも登録されているOmni-Rなどを通じてEURGBPを取引されている方もいらっしゃると思いますが、初心者の方や裁量取引中心の方にはあまりなじみのない通貨ペアかと思います。


※EURGBP 日足チャート 画面はトライオートFXのもの

実際にチャートをご覧いただきますと、12月初旬からほぼ一貫して右肩上がりの上昇を描いています。

年末年始に見られた株式市場や原油市場の大変動、そして2月には急激な円高が起こったことで、各通貨ペアともチャートは方向性の乏しいジグザグを描くものが多い中、ユーロドル(EURUSD)など他のユーロがらみの通貨ペアと比較しても、EURGBPのチャートは安定した形でトレンドを描いていると言えます。

英国のEU離脱を問う国民投票が6月23日に予定されている中、今後、EU離脱派と残留派が拮抗する状況が続くようならば、GBPからEURへの資金流出が増すことも懸念されており、EURGBPにおいてさらなる上昇につながる可能性もあります。

このようにEURGBPが継続的な上昇トレンドを描いたこともあり、EURGBPストラテジーも安定した実績を上げるものが増えており、イマコレ抽出時の検索でも上位に表示されてきます。

イマコレ抽出においては、中長期の実績があり(金の卵または銀の卵つき)、直近の調子が良いもの(実現損益上位)という観点で検索を行っています。また、リスクが抑えられているストラテジーという判断材料の1つとして年間最大ドローダウン▲2000pips以内という基準を設けています。



図はEURGBPに絞って表示したものになりますが、利益更新中のものも多く、勢いのあるストラテジーが多く含まれていることが伺えます。

EURGBPという通貨ペアは同じ欧州通貨同士の組合せということもあって、他の通貨ペアと比べると極端な上下動が起こりにくい通貨ペアとされています。
そして、そのEURGBPストラテジーで成績上位に上がってくるストラテジーは利益確定幅が50pips未満、小さいものであれば20pips未満の取引も多く見られるようなストラテジーが多くなっていることが特徴でもあります。

通常、イマコレの登録にあたっては、「損切りをどのように行っているか」、また「ポジションの増減をどのように行っているか」を確認し、相場変化時への対応を確認します。
相場が逆方向に変化した際に、如何に大きなドローダウンを発生させずに対応できるかが優秀なストラテジーとそうでないストラテジーの分かれ目だからです。

ところが今回のEURGBPのケースのように、相場が上昇する中、同じように小刻みな取引で利益を上げ、長期の最大ドローダウンも一定に抑えた取引を行っているようなストラテジーが複数存在する場合、取引履歴だけでは、この相場変化への対応が判別しづらいケースが出てきます。

このように取引履歴やドローダウンなどでは優劣の判断が難しい場合、イマコレ選択ではT-scoreと呼ばれる指標を参考にします。

T-scoreについては、ミラートレーダーの開発元であるTradency社が独自に定めた、ストラテジーの評価基準になり、最大値は10になります。
算出方法が公表されていないため、詳細は不明ですが、取引の都度数値は算出し直されます。

あくまで経験則になりますが、T-Scoreが5~6のものよりも、8~9台のストラテジーの方が良い成績を継続させるため、実際の稼働においても扱いやすいストラテジーと考えています。

今回、イマコレに登録されたEURGBPのストラテジーは、「Omni-R EURGBP」、「StayProfit EURGBP」になります。

直近の成績だけを見れば、より優秀な成績を出しているストラテジーが多く存在しています。
「Auto-Online EURGBP」、「FX001 EURGBP」、「1st-up EURGBP」、「ShortGun EURGBP」、「handofgirl-88 EURGBP」などです。

実際、甲乙つけがたいストラテジーも多く、例えば、「Auto-Online EURGBP」などは直近0~30pipsといった細かな利益を続け、直近1ヶ月の実現損益は162,000円、利益更新ステータスが点灯するなど大活躍をしています。

いざという時は100pips超の利益確定も行なうこともでき、Auto-Onlineの他の通貨ペア同様、積極的な取引を繰り返す中で時折大きな利益確定を狙う傾向があります。
積極的に取引を行う分、調子を崩した際の反動も大きいのですが、EURGBPにおいては年間の最大ドローダウンもその他の通貨ペアよりは控えめであり、十分稼働に値するストラテジーです。

ただ、どうしても良い時期と悪い時期のブレが大きいことから、扱いは上級者向けとなります。
イマコレでは上級者の方だけでなく、初めてシストレに取り組む方も参考にされるため、今回はT-scoreの実績も加味してやや保守的な選択を行いました。

「Omni-R EURGBP」は期間12ヶ月の損益曲線が綺麗な右肩上がりとなっており、なおかつ最大DDが▲464pipsとかなりリスクコントロールがしっかりしたストラテジーであることが魅力です。
T-scoreは原稿執筆時点で8.34という評価になっています。



「StayProfit EURGBP」はさらに高いT-score9.14という評価です。
直近では買いで連続して利益確定を行っており、複数ポジションを同時決済するのが特徴のストラテジーです。

イマコレに選ばれたから良い、イマコレに選ばれてないから悪いということではなく、お客様のリスク嗜好と合わせて、ストラテジーを判断いただければと思います。

今後の運用については

EURGBPの今後の動向に関しては、英国のEU離脱に関する国民投票が現在も予断を許さない状況であることを踏まえると、上昇継続の可能性は十分あります。

ただし、EURGBPが今後も継続して上昇するかどうかは、シストレ運用においてはあまり重要ではありません。売買の方向性は基本的にストラテジーにお任せだからです。

気にしておきたい点は、やはり直近の実績(実現損益や売買の方向性)と、過去のリスク経験(最大ドローダウン)になります。T-scoreは過去の取引から統計上有意と算出された評価基準ですので、選択に迷われた際は参考にされた方が良いかと思います。

なお、T-score上位という条件のみでストラテジーを抽出することは経験上あまりオススメできません。やはり取引実績を十分に吟味したストラテジー選択をオススメします。

来週の「イマコレ」ストラテジーです。

※Myシストレ24より4月1日作成  
※最大DD(ドローダウン)の単位は”pips”
※☆印は期間12ヶ月の最大DDの値が1000未満