レンジフォーカスの評価損が気になる!どれくらい耐えればいいの?

12月5日にリリースしたトライオートFXの新仕掛け「レンジフォーカス」は、トライオートFXプロジェクトが積み重ねてきたたくさんの経験と、新しく参加した栢本(かやもと)の知見を活かした新しいご提案です。この仕組みとコンセプトを知れば、とても優れた仕掛けだとご理解いただけると思います。

まだご覧になっていない方は
>> 12月5日よりトライオートFXに「レンジ追尾」の改良版「レンジフォーカス」を投入!

お時間のない方は
>> 3分で分かる!レンジフォーカス

 

 

1.レンジフォーカスが抱えるリスク

コンセプトや可能性に関しとても自信を持っているのですが、当然リスクもあります。

プロジェクトで議論された最大のリスクは、評価損が一定額以上常に発生し続ける、ということでした。レンジ追尾と同様、買いと売りのポジションを同時にもつため理論上当然のことです。しかし、お客様のお取引を見ていると、この評価損による心理的なプレッシャーからお取引を止めてしまう方も多く観察されました。

この点に関して、今回のレンジフォーカスでも本質的には「コツコツ利益を積み重ねる仕掛けであるため、評価損は一定期間耐えてください」というメッセージしか伝えることができず忸怩たる思いです。そこで、今回はレンジフォーカスの評価損と実現利益の推移が実際にどう想定されるのかをご紹介したいと思います。

 

2.評価損と実現収益の推移

ユーロ豪ドル レンジフォーカスのバックテスト結果

上図はレンジフォーカスの実績を評価損つきでバックテストしてみた結果です。

(実際のバックテストは正確性を期するため1分ごとのデータをもとに計算していますが、上記の結果は1日ごとのデータをもとにしています。厳密な意味では異なりますが、大勢に影響はありません。)

 

黒い実線が、実現利益と評価損を合計した実際の損益の推移です。稼働直後から着実に利益を積み重ねていることが分かります。

一方で1回レンジ幅を縦断し、全ての注文が成立した後の2015年9月と2016年1月に評価損が大きく発生する試練があり、それまでの実現利益を評価損が上回ったことが確認できます。

これは、注文が全て成立した後に、設定したレンジ幅を大きく超えて価格がぶれてしまったことが原因です。ただし、ユーロ豪ドルはこういった際にも価格が中央値に戻る力が強いため、その後大きく評価損が回復していき順調に利益を重ねていることが分かります。

 

3.どうしても評価損に耐えられない場合

こうした評価損にも耐えられる方法の一つとして、推奨証拠金での運用をお勧めします。

それでも、評価損が拡大するのはつらいという方は、確定した実現利益が評価損を上回っている場合、自動注文を稼働停止するのも一つの方法です。稼働停止することで新たにポジションを持たないようにし、残りのポジションは利益確定による自動決済を待ちます。

ユーロ豪ドルは過去のデータから他の通貨ペアに比べ中心回帰性が良好で、いずれレンジの中央価格帯に向かって値を戻す可能性が高いと考えられます。そのため、価格がレンジの上限または下限に偏っている時には、もし既に利益が出ていれば一度稼働停止し、価格がレンジの中央に戻り始めたら再度仕掛けるのも一つの方法です。停止する時期については、開始時期次第なので、一概には言えません。

栢本が、別途レンジフォーカスのリアル口座運用について定期的にブログを書いております。彼曰く、『現在レンジフォーカスが推奨しているユーロ豪ドルよりも優れた通貨ペアが出てきた際は、仮にユーロ豪ドルが好調だとしても、好調のうちに一旦稼働停止し、新しい通貨ペアに切り替えて行く。そのやり方をリアル運用報告の中でお客様に具体的に示していく』とのことです。

レンジ系の仕掛けは、どうしても常に一定の評価損を抱えます。長く稼働させることでメリットが実現しますので、焦らず、長期運用するつもりで構えてみては如何でしょうか?
私たちは今後も、お客様に有益な情報を提供し続けて行きます!