Beatrice 07ユーロドル 選出の御礼と有効な使い方

Beatrice 07ユーロドル 選出の御礼と有効な使い方

Beatrice 07ユーロドル、2015年年間最優秀ストラテジーに選んでいただきました。
唯々、御礼を申し上げたいと思います。

私もこのブログでBeatrice 07ユーロドルの良さをお伝えして来たのですが、実に多くの方がご自身のブログ等にBeatrice 07ユーロドルの評価を書いていただいています。

それらの記事からもご選定いただけた理由は、FXブロガーの『FXNEETUさん』が書いた一文

「今年2015年3月に登録されたばかりの若いストラテジーだが、10ヶ月足らずの期間で7,000Pips弱も稼いだわけなので、最優秀ストラテジーに選ばれるのも自然な流れかもしれない。」
http://fx-on.com/news/detail/?id=9512&g=0&c=1

に代表される10カ月間に7,000pips程度の利益の積み上げがあったこと以外にありません。

そこで、本日はBeatrice 07ユーロドルの総括と今後をご紹介したいと思います。

Beatrice 07
ユーロドル


上の画は稼働開始以来のBeatrice 07ユーロドルの成績です。
稼働開始の2015年3月8日~2015年8月4日の間に勝ちを重ねて6,947.5pipsまで利益を積み上げました。

凡そ5カ月の間、大きな損失トレードを生じさせることなく勝ち続けましたので、恐らくその途中で採用し始めたトレーダーの方も多かったでしょう。

途中から勝馬に乗っていただいた方にも勝ちトレードをご提供できことで、ご評価いただけたのだと思います。

他方で、8月4日以降は、それ以前の成績の急上昇と違って成績横這い、若干の上昇に留まっています。

このようになった理由はなぜかと言いますと、成績が芳しくなかった上の画のチャート上で赤く囲われた部分の9月から10月初旬、12月は週足チャートで見て、200pips程度の細かいロウソク足が連続するレンジ相場が到来したからです。

レートが動きませんので、平均130pips程の利益を獲りに行くBeatrice 07ユーロドルがエントリーしたと思ったら、狭いレンジの頻繁に上下する相場でエントリーと反対方向にレートが進み、平均損失77pips程の損切に頻繁に捕まるということが起こっていたわけです。

Beatrice 07ユーロドルの有効な使い方

このように勝てる相場環境、負ける相場環境がハッキリと分かりやすいBeatrice 07ユーロドルをどのように使えば、良いトレード結果を得られるかを一言でいえば、レンジの到来を予測すれば良いということになります。

レンジ相場を含む先々の相場を予測するのは、一般個人投資家には非常に難しいと思います。

そこで活用したいのが、外資系、国内資本証券会社出身のトレーダーの情報です。
彼らが今まで得た経験、情報ソース、人脈、技術などといったものから、ファンダメンタルズ、テクニカル分析を使って、マーケットの先行きを短中長期で発信しています。

FXブロガーで有名なひろぴーさんも毎度記事で書かれていますが

12/25志摩力男リアルトレード実践マニュアル
http://fx-on.com/news/detail/?id=9506&c=1

この先の〇〇通貨ペアは、概ねこういう方向に行くだろうというレポートを配信してくれます。
日々、そのレポートを読み頭に入れることで、レンジになるかトレンド相場になるかの大まかな相場観が備わってきます。

Beatrice 07ユーロドルに限りませんが、Beatrice 07ユーロドルの場合はレンジを迎えると読んだら停止させる。トレンドが来ると予測したら稼働させるといった使い方です。

上手なトレーダーの方にお話を伺いますと、殆どのケースで
ファンダメンタルズで相場の方向性を見定め → テクニカルで実際のポジションを決定する
と回答があります。

正にそのような使い方です。

また、これは余談になりますが、証券会社などの機関投資家で自己ディーリングを行なう方々はどういうトレードをしているか、個人投資家との差は何かを取材する機会がありました。

大手国内証券会社トレーダーの手法の鍵もアナリストレポート
http://fx-on.com/news/detail/?id=9515&g=0&c=1


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機関投資家と個人投資家との差とは

彼ら機関投資家にしか流通しないアナリストレ―ポートがあり、そこには手動取引の情報が豊富にあるのだそうです。

同じ機関投資家でも入手できるアナリストレポートの違いはあるのでしょうが、彼ら大手証券会社は世界中に自社のアナリストやネットワークがありますから、CME(シカゴマーカンタイル取引所)、ニューヨーク、ロンドン、上海、香港、シンガポール・・・といったマーケットや金融業界の情報がいち早く入り、トレードに行かせるのです。

このアナリストレポートがあるかないかが、機関投資家と個人投資家との決定的な差だと思うとのことでした。

【中略】

ポール・ボルガ―ルール(カーター、レーガン政権下のFRB議長ポール・ボルガ―が、2010年に提唱した大手銀行、投資銀行の規制、解体のルール)が日本の大手証券に及んでいて、銀行、証券会社の中には、自己トレーディング部門を縮小させられている所が多いと述べていましたが、日本国内においても、アナリスト、トレーダーの流出は起こっていると言えます。

そのアナリスト、トレーダーが、今まで得た経験、情報ソース、人脈、技術などといったものを活用し、個人投資家やヘッジファンドに提供する情報、メールマガジン等は、機関投資家向けのアナリストレ―ポートと遜色がないレベルに近づきつつあると考えるのは当たり前なことのように考えています。
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とある通り、トレードに重要な「機関投資家にしか流通しないアナリストレ―ポート」は、規制に端を発したアナリスト、トレーダーの人材流出によって個人投資家も得られるようになってきていると言って良いと思います。