緩やかなトレンド相場で成績上昇中のHyperSwing

緩やかなトレンド相場で成績上昇中のHyperSwing

年始の相場は、米利上げの影響よりも中国はじめ周辺の新興国のバブル崩壊の予兆が影響し動いています。
もしかしたらリーマン・ショック並みの荒波が待っているかもしれないといった意見も多く、FXトレードではチャンスも多く発生するものの慎重さが重要です。

そのような動く相場では、トレンドフォロー型のストラテジーが威力を発揮して来ることも増えます。

今日は、大きく動いた時に損失を一定に留め、平時は着々と利益を重ねて来たストラテジーHyperSwingフラン円をご紹介します。

HyperSwingフラン円は、1月8日のシストレ24攻略ブログでも取り上げていただきました。

今年のテーマは!? 波乱含みの相場で好調続ける「CrossEdge」「HyperSwing」

実績を見ますと、2015年1月のスイス当局の政策転換によるフランショックの際に大きなドローダウンを発生させています。

フランショック以前の111円~117円にビタッと貼り付いた相場では、なかなか成績が上昇していませんが、それ以降の118円から135円の幅の中でトレンドが発生するフラン円相場の中においては、非常に順調に利益を積み上げて来ています。

トレンドに強いことからも、レンジ相場でコツコツと獲るタイプではなくてトレンドフォロー型の順張りシステムであることは分かりますが、トレンド追随型には珍しい高い勝率72.68%となっているのは、フラン円相場にロジックがマッチしているからです。

押し目買い、戻り売りのタイミングを狙ってポジションを持ち、保有したポジションは、ほとんどが1~3日以内で決済されます。

損切設定値は140pipsに設定し、マイナスポジションを長期間塩漬けにするようなことはない設計で、エントリーの条件が整えば複数のポジションを最大4個まで同時保有し、収益の最大化を図ります。

ただし、140pipsの損切設定値がありながら、上の画の通り最大損失362.80pipsまで拡大した理由は、やはり、フランショックの時の急激な下げの影響でした。

下の画の通り2015年1月15日早朝のポジションが、その後の大きな下落時に140pipsで約定できず4ポジション合計で1,400pips近くまで損失が広がったものです。



しかし、フランショック以後のマーケットでは順調そのものです。
チャートと相場を見てみましょう。

前述の通り118円から135円のフラン円レートの幅の中でトレンドが発生するタイミングがあったことが分かります。



その中でも上の画の3回のトレンド発生期間でグンと損益グラフは伸長しています。
比較的緩やかなトレンドで有効なロジックであることが見て取れますね。

2016年のフラン円相場は継続してトレンド発生すると思われますので、今後も大いに期待して良いストラテジーです。