これまでブログやレポートでおススメしてきた自動売買と相性抜群の米国ETF・ナスダック100トリプル。トライオートETFの売買ランキングでも３カ月連続１位を記録しており、私の保有銘柄の中でも断トツのパフォーマンスを出し続けてくれていた自動売買と最も相性の良い銘柄です。 マイページのお知らせ等でも掲載していたのでご存知の方も多いかとは思いますが、そんなナスダック100トリプルが分割を行いました。ETFの分割は基本的に株式分割と同じ仕組みで行われます、
株式分割とは・・・1株をいくつかに分割し、発行済みの株式数を増やすこと。例えば、1株を2株に分割すると、各株主の持ち株数は自動的に2倍になるが、理論上、1株の価値は半分になるため、資産価値は変わらない。 （野村証券https://www.nomura.co.jp/terms/japan/ka/kabu_bunkatu.htmlより抜粋）
米国のETFは取引の利便性を考え１口100ドル（≒１万円前後）程度かそれ以下で取引できるよう価格設定がされているのですが、昨年は米国相場が好調でナスダック100指数も約6.8％成長、ナスダック100トリプルに至っては12%も価格が上がってしまったため今回分割する運びとなったのです。 これを機にまだ挑戦した事がない、というお客様にはぜひ！トライしていただければと思います。 今回は1:2の単純分割なので１口あたりの価格が米国の1/12マーケット終了後に半分になり、ポジションを保有している方はそのポジションが２倍になったのですが・・・分割前に自動売買を稼働させており、分割時点でポジションを保有していたお客さまに注意していただきたい事があります。お知らせ等でも書いていた通り １．自動売買は全て稼働ストップ ２．既に持っているポジションは手動での決済が必要 私自身もまだポジションを持ったままにしているので、今日はその解消方法についておさらいさせていただきます。 米国マーケットは時間が夜中なので夜23時35分以降と少し時間が遅くなってしまいますが、 マーケット時間中に成行き決済する方法が一番簡単です。
マーケット時間内にポジションを決済する
スマホをご利用のお客様
スマホをご利用の場合は、まずログイン後画面下にある【・・・】アイコンの【照会・ブログ】を選択し、建玉照会をタップします。
照会が建玉照会となっている事を確認してから銘柄名をタップします。
銘柄一覧が表示されるのでナスダック100トリプルを選択し、【OK】をタップ。
今現在保有しているナスダック100トリプルの全ての建玉が表示されるので、上から順に右端の赤い×ボタンをタップしていけば決済することができます。
パソコンをご利用のお客様
ツールのホーム画面の約定・建玉・注文照会の右にあるアイコンをクリックします。
別画面が立ちあがるので、建玉照会を選択し、銘柄名をクリック。
絞り込み【すべて】のチェックを外し、ナスダック100トリプルを選択します。 対象の注文が表示されるので、各注文の一番右にある決済を一つずつ押していくか、数が多い場合は一番上の【一括決済】の隣にあるチェックボックスを選択→【一括決済】で全て一度に決済することも可能です。
マーケット時間外の決済・指値だけ残す場合
まだ決済はしたくないから指値注文として残しておこう、という方やマーケット時間中に決済が難しいという方は、停止している自動売買注文を再稼働してから指値注文を変更する必要があります。少し分かりにくいかもしれませんでの、詳しくは「６.自動売買注文（AP注文）の稼働停止・再稼働」の部分をご覧下さい。
http://www.invast.jp/etf/service/manual/pdf/etf_manuall.pdf#page=21
今回は分割という予想外のコーポレートアクションで少し手間が発生してしまいましたが、保有していた方は既にご存知の通り、この銘柄はとっても自動売買との相性が良いです。今回の事でいったん全ての自動売買注文がストップしてしまっているため、再度新規で注文を発注する事もお忘れなく！
