昨晩の海外

昨晩の海外市場は、注目の米2月消費者物価指数が、予想と変わらない結果に留まったことで、総じて相場はもみ合いに留まった。ただ、2月消費者物価指数は、前年同月比で8カ月連続の鈍化を示したことが好感され、昨晩大きく下げた地銀株や米株価3指数が反発したことで、リスクオフの動きに巻き戻しが優勢となった。尚米10年物国債利回りは、3.4666%から3.683%まで反発したが、質への投資からの反動でドル買いは限定された。
 ドル円は、134.90まで反発後133.99まで売りに押され、ユーロドルは、1.0750まで再反発、ポンドドルは、1.2204から1.2136で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円は144.41、ポンド円は164.08、オージー円は90.10、NZD円は84.07、カナダ円は98.72まで一時反発した。