今日の裏読み、表読み

昨晩は、金融機関の破綻を発端した信用不安が続いた。ただ、この2行は特殊な銀行であり、この悪影響が大手金融機関にまで波及する可能性は低く、リスクオフの動きを追いかけるのは危険に見える。
本日の経済指標としては、豪3月ウエストパック消費者信頼感指数と2月NAB企業景況感・企業信頼感指数、英2月雇用統計、スイス2月生産者輸入価格、加1月製造業出荷、米国では、2月NFIB中小企業楽観度指数、2月消費者物価指数、2月クリーブランド連銀・消費者物価指数、NZ第4四半期経常収支などが発表される。
 やはり最大の注目は米国の消費者物価指数となるが、一応予想は落ち着いた内容となっており、この通りであれば、3月のFOMCでの利上げ幅見通しが0.25%に留まり、安心感が戻る形となりそう。ただ、あくまで予想比の上下で相場が動くことは、留意しておきたい。
その他EU財務相理事会やOPEC月報の影響は限られ、引き続き米長期金利や株価の動向も注視しながら対応したい。

 戦略としては、ドル円は、137.91の高値から132.29まで大きな下落となった。ただ急激な下落となっており、追いかけて売るのは危険。早期は昨晩の安値をバックに、慎重に押し目買いも、既に134円台は重くなりそうで、しっかりと利食いながら、売りは135.05-18をストップに売場探しとなる。売りのターゲットは、133円が維持されると利食い、割れても132.29が維持されると利食い優先となる。 
 ユーロドルは、1.0525を安値に1.0749まで反発も、上値追いは厳しい。早期はこの高値が押さえると売り狙い。ただ、今週はECB理事会を前に買い戻しも入り易く、1.0574をストップに、1.06080-00ゾーンへの押し目は買い場探し。このストップは1.0636-50割れでの対応となる。
 またポンドドルも1.2200まで反発も上値追いは厳しい。早期はこれが押さえると売り狙いとなるが、下値は1.2080-00への調整では買い戻しや買い狙い。このストップは1.2046や1.2018割れ。また割れても1.1970割れをストップに買い直しとなる。
 一方クロス円は、調整を強めているが、突っ込み売りは避けたい。早期は昨晩の安値をバックに押し目買いからは、13日や10日の高値を前に利食い優先から売り狙いとなるが、ターゲットは、昨日の安値を前に、利食い優先となる。