昨晩の海外

昨晩の海外市場は、パウエルFRB議長の議会証言で、「正当化されるなら利上げスピード加速の用意」、「最終的に金利水準は以前の予想よりも高くなる可能性が高い」、質疑応答で「次回ドット・プロットは、ピーク金利が12月から大幅上昇する可能性」と発言したことで、米2年物国債利回りが5%台まで上昇、10年物国債利回りも4.001%まで一時上昇し、ドル買いが優勢となった。またNY株価3指数が、金利の上昇を嫌気して下落を強めたことも、リスクオフのドル買いを支えた。
 ドル円は、135.55を安値に137.16まで反発、ユーロドルは1.0546、ポンドドルは、1.1822まで売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は145.30から144.56まで下落、ポンド円は163.40から162.05、オージー円が90.22、NZD円は83.65まで売りに押され、カナダ円は99.47から99.87で揉み合いとなった。