トライオートの基本

(FX)スワップ「売買同値」の効果

get_post_meta($thumb_id, '_wp_attachment_image_alt', true)

トライオートでは、2023年3月末まで「FXスワップ売買同値キャンペーン」を実施しており、トライオートで人気の「AUD/NZD」「EUR/GBP」「EUR/JPY」3通貨ペアでスワップポイントの売値と買値をプラスマイナス同値でご提供しております。

この記事では、今回なぜこのキャンペーンを実施しているのか、同値スワップがお客様のトライオート取引にどのような効果があるのかを解説していきます。

スワップとは?

二カ国間の金利差により発生するFXのスワップは、原則として金利の低い国の通貨を売って、高い国の通貨を買う場合は、スワップを受け取ることができます。反対に金利の高い国の通貨を売って、金利の低い国の通貨を買う場合はスワップを支払うことになります。

現在の状況を見てみますと、例えばAUD/NZD(豪ドル/NZドル)は、オーストラリアの政策金利が3.10%、ニュージーランドの政策金利が4.25%となっており、NZDのほうが1.15%高くなっています。(※2023/1/17現在)

そのため、通常AUD/NZDの買建(豪ドル買い・NZドル売りのポジション)は、スワップの支払い、反対に売建(豪ドル売り・NZドル買いのポジション)はスワップの受け取りとなります。

「買い」と「売り」のスワップには金利差がある

同じ通貨ペアでスワップの受取と支払には差額があり、支払金額のほうが大きくなっています。
例えば、「買い」のスワップが受取り(プラス)の場合、「売り」のスワップは支払い(マイナス)となり、売りのマイナススワップの金額のほうが大きくなります。

これはFXのスプレッドに似たもので、銀行間で行われるスワップ取引に買値と売値が異なることによります。

そのため、同じ通貨ペアで買建と売建を行う取引では、この差額はコストといえます。

トライオートの特長とスワップ

トライオートのロジックには、対象の通貨ペアで「買い」と「売り」のどちらの取引も行うものが多くあります。これは特にレンジ相場で利益を狙う戦略において、上下の値動きで効率よく利益を積み上げる目的で設計されています。

セレクトの代表的なロジックである「コアレンジャー」は、決められた中心的なレンジ(コアレンジ)の中で、売り買い両方の取引を行うため、売りと買いの建玉を同時に保有するタイミングがあります。

それではスワップが通常の場合と同値の場合で、どの程度損益に差が生まれるのか見てみましょう。

下記はコアレンジャーAUD/NZDの一定期間の取引において、通常のスワップと同値スワップで損益を比較したものです。

下の表はAUD/NZDのコアレンジャーの3ヶ月間の確定した取引についてスワップ損益の差を試算したものです。

※適用したスワップは下記の通りとなり、建玉の全保有期間に適用しています
・通常スワップ :2022/12/29の実績(売り+0.25NZドル、買い-0.4 NZドル:1万通貨あたり)
・同値スワップ:2023/1/16の実績(売り+0.3NZドル、買い-0.3 NZドル:1万通貨あたり)

この期間に確定した取引は売建が多かったことからスワップの受取りが多く、通常スワップ・同値スワップともにプラスとなっています。

<試算の結果>
建玉の平均保有期間は43日となり、スワップ損益の合計では同値であるほうが約6,600円利益が多く、収益はおよそ7.5%増えたことがわかりました。

まとめ

レンジの中で売り買いをくり返す取引では、スワップが高いか、安いかという以上に、買建と売建のスワップの差額が重要になることがお分かりいただけたかと思います。

なお、スワップ売買同値キャンペーンは、2023年1月3日~3月31日までの期間で実施しております!
キャンペーンの詳細や注意事項はキャンペーンページにてご確認ください。
≫FXスワップ売買同値キャンペーンはこちら