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【志摩力男監修_プロテクター_日経225ETF】レポート

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有名ストラテジストによる将来の相場予想をもとに、インヴァスト証券が作成した新しい自動売買ロジック「有名ストラテジスト監修プロテクター」がトライオートETFの自動売買セレクトに追加されました!

本レポートでは現役のトレーダーでもある志摩力男氏の監修した「志摩力男_監修プロテクター_日経225ETF」について、2022年1月までの予想想定レンジとその根拠について解説します。

1.有名ストラテジスト監修プロテクター

1-1. ロジックの特徴

今回の有名ストラテジストロジックには、「プロテクター」という新しいロジックが採用されています。
プロテクターロジックとは、想定レンジ内で買い注文を発注し、相場が上昇している局面では利食いを行い、下降している局面では買い向かうという運用を想定されたロジックです。
最大の特徴は「プロテクトライン」と呼ばれるラインを設定していることです。このプロテクトラインまで相場が下落した場合でも耐えうることができる運用資金目安を提示していることが「プロテクター」ロジックの特徴です。
プロテクターロジックの詳細については本レポートの最後に記載がありますので、理解していただいた上で運用していただければと思います。

1-2.有名ストラテジスト監修プロテクターの選び方

有名ストラテジスト監修プロテクターは「将来の相場予測」に基づいた想定レンジ設計という観点で作成されています。自動売買セレクトにおける、過去の期間収益率やリスクリターン評価、推奨証拠金等は参考になりません。プロテクターは推奨証拠金ではなく、運用資金の目安を参考にした上で運用の検討をしてください。
自動売買プログラムを選択する上では、ストラテジストの解説レポートを確認し、

①運用銘柄がロジックの設定レンジ内で推移するか
②ストラテジストの相場予測の考え方が腑に落ちるか
③最終的に上昇方向に相場が推移するか
という点から自動売買プログラムを選出して頂けますと幸いです。

2.概要

2-1. 設定値

銘柄: 日経225ETF
想定期間:2021年8月~2022年1月末
プロテクトラインにおける必要証拠金:220,500円
プロテクトラインにおける想定損失想定額:-294,000円
運用資金目安: 514,500円
※上記運用資金目安は1セットあたりの運用資金目安です。
 ご注文セット数に応じて、運用資金目安を調整してください
例)2セット稼働する場合
  1セットあたり運用資金目安円×2=2セット分の運用資金目安

ストラテジスト想定値
想定レンジ上限 :34,000円
想定レンジ下限 :22,000円
プロテクトライン:22,000円

出所:トライオートFXツール画面よりインヴァスト証券作成

2-2.注意点

ストラテジストによる相場想定は、2021年7月時点のものです。
今後の相場状況等の変化により、想定が変更される可能性がございます。
相場の状況と、解説レポートの内容、及び自動売買ロジックの注文設定をご確認いただき、お客様のご判断のもとで運用をご検討ください。

3.想定レンジ根拠

日経平均は、今年初めに30,714円の最高値を付けましたが、その後はゆっくりと調整局面に入っています。

(出所:TradingViewチャートより志摩氏作成)

日経が伸びない理由はいくつかあります。日本企業の業績が伸びないということもありますし、日本経済の成長力がやはり乏しいということもあります。OECDやIMFが出している2021年、2022年の成長率予測を見ると、日本の成長は2%台にとどまり、他の国と比べて見劣りします。

ただ、最も大きな「ありてい」な理由は、日銀が日経ETFを買わなくなったことでしょう。これまで、年間6兆円以上購入してきました。日銀が買わなくなったら、外国人勢が一斉に日経の利食いを入れて来ました。

ここからですが、下値では買いがしっかりでてきていることは確認できます。市場の推測ですが、前場で2%下落すれば、日銀もTOPIXは買います。27,500円の水準は一つのサポートと見られていますし、そこを割り込んでも、買うプレーヤーはしっかりでてくるでしょう。

しかし、上値を買うプレーヤーが今はいないので、上値は伸びません。

結論としては、目先のトレードはレンジを想定して、下値では買い、高値では利食いを繰り返すことが良さそうです。

レンジ相場の後には、何が来るかと言えば、おそらく米国株次第ですが、米国株が上昇し続ければ、日経もまた3万円台を回復し、上昇継続する可能性が大きいでしょう。

仮に、米国株市場が急落する事態となれば、日経も下落します。かつては、米国株の下落以上に日経は下落しました。

とは言え、割高な米国株と違い、日本株は割高ではありません。現状のPER13は、適正値とも言える水準であり、これより下もあまりないでしょう。その意味では、下サイドの耐性が強いのは、日本株と言えます。

24,000円レベルは、テクニカル上、非常に強固と言えます。また、25,000円を下回ってくると、日銀による日本株購入がより積極的になるでしょう。上値は買いませんが、下はしっかりサポートするはずです。

よって、日経平均は下がれば下がるほど、しっかり感が増すマーケットであり、押し目買いのスタンス継続でOKでしょう。

万が一、想定外のことが起こった時ですが、例えばあまり想定できませんが、中国との間で「地政学的リスク」が高まったりした場合は、まったくの想定外ですので、株式市場からは撤退した方がよいでしょう。ただ、通常の米中摩擦程度であれば、極端な下落を想定しなくてもOKと思われます。

4.プロテクターロジックとは?

プロテクターロジックとは、想定レンジ内で買い注文を発注し、相場が上昇している局面では利食いを行い、下降している局面では買い向かうという運用を想定されたロジックです。
また、停滞している相場や値動きの大きい相場にも対応することを目的として、利確幅を
3種類設定していることも特徴の一つです。

プロテクターロジック最大の特徴は「プロテクトライン」と呼ばれる、保守的な運用を考えた価格ラインを設定している点です。
プロテクトラインは、想定レンジにおいて最も低い価格、もしくはその価格より10%程度低い価格を想定したラインとなっています。

プロテクターロジックにおいては、このプロテクトラインまで相場が下落した場合でも耐えうることができる運用資金目安を提示しております。
また、運用資金目安は、「プロテクトラインにおけるすべての注文の必要証拠金合計額」と「すべての注文を保有した場合の、プロテクトラインにおける想定損失合計額」を合計した金額となっております。

中長期の運用を目的としたロジックとなるため、相場がどのように推移していくか、上記の相場予測等を踏まえて運用をご検討いただければと思います。

※運用資金目安は、提示された金額を運用資金としていればロスカットされないというものではありません。あくまでも運用上の目安資金としてお考え下さい。
※海外銘柄はUSD/JPY=110円で計算。

出所:インヴァスト証券作