これからレンジ追尾パーツを選ぶポイント

「セルインメイ」といわれる5月ですが、地政学リスクが和らぎ、フランス大統領選も波乱なく終了したことで、為替マーケットはドル高傾向、株式マーケットもナスダック総合指数が過去最高値を更新するなど、積極的にリスクをとる雰囲気となっています。

月初のFOMC、米国雇用統計、フランス大統領選挙が終わり、目先ビックイベントはありませんが、それでも本日5月11日は、ロンドンタイムに入るとイギリスの経済指標発表、政策金利、四半期インフレリポートなどの発表を控えています。また、来月6月にはイギリス、フランスで国民議会選挙も控えていますので、特に欧州通貨の動きには注意しましょう。

レンジ追尾パーツの設定方法と選ぶポイント

さて、4月前半の膠着、下落相場から4月後半からドル、ユーロ、英ポンドが強い基調となっているこの上下の動きにレンジ追尾パーツではレンジ範囲がけっこう移り変わっていきます。

ご自身の相場観で取引したい通貨ペアが決まっている場合はよいのですが、どの通貨ペアが良いのか迷っている、またそもそも分からないという方に、取引ツール「自動売買専用パネル」では全通貨ペアの中から期間収益率が高いものから選んでいただけます。実は、その時の選び方にもポイントがあります。

ステップ1

最初に過去3ヶ月の成績で収益率上位5つの自動売買が表示されます。

ステップ2

右側のランキングに表示されている自動売買をクリックすると、左側のチャートに注文設定が表示されます。黄色の印が発注される注文の範囲の目安となります。この注文設定が現在の価格を含めた範囲となっているかどうか確認しましょう!

ランキング2位に表示されている「レンジ追尾_英ポンド/米ドル_Hパーツ」をクリックしてみます。すると、注文設定範囲が現在の価格よりも下に位置していることが分かります。これから英ポンド/米ドルの価格が下がってくると予想する場合には適していますが、現在稼動しても実際の売買は始まりませんので注意してください。

3ヶ月の成績ランキングでは、収益率は良いかもしれませんが、現在の価格と離れた範囲に注文が設定される可能性があります。それを避けるために次のステップへ。

ステップ3

できる限りに現在の価格、値動きにマッチしているものを探したい時には、期間を1ヶ月に変更して確認してみましょう。もちろん、1ヶ月ランキング上位だとしても注文設定範囲は現在の価格から外れている場合もありますので、一通りクリックして確認してみてください。

ステップ4

注文設定範囲が現在価格にマッチしていることを確認したら、次は「詳細」をクリックして統計情報を確認しましょう。ここでは「レンジ追尾_豪ドル/NZドル_Fパーツ」を見てみましょう。

この時確認しておくべきポイントは、まず実現損益と評価損益です。1ヶ月間で36,655円の実現利益となっていますが、実は現在の評価損益は-47,575円となっています。

もし1ヶ月前から稼動していた場合、確定した利益は36,655円ですが評価損を抱えているので実質はまだマイナスになっています。だからといってこれが悪いというわけではありません。そもそもレンジ追尾という自動売買は、一定の値幅に売りと買い両方の注文を設定して動いた方向で利益をとっていく自動売買です。そのため、どうしても評価損失を抱えながら取引していくのです。でも時間の経過とともに下図のように実現利益の方が大きくなってくることを想定しています。

ステップ5

詳細を確認後、よしこれを稼動してみようと!と思ったら、自動売買パネルで「リストに追加」、「リスト確定」と順番にクリックしていき、注文確認画面で「自動売買を稼動」をクリックすれば設定完了です。あとは、設定した注文価格に到達すれば自動的に売買を繰り返していきます。

操作手順がよく分からないという場合には「設定ガイドを表示する」をクリックし、ガイドに沿って操作してみてください。簡単に設定できます!

稼動後の運用方法

最後に、稼動後の運用方法のポイントをおさえておきましょう。

自動売買を1つ稼動したらそれだけで良いかというと、そういうわけにもいきません。為替相場は常に変動していますので、一定の価格範囲内で上下を繰り返してくれればよいですが、下図の通り、さらに上下に変動していきます。レンジ追尾_豪ドル/NZドルでは、現在はFパーツの稼動域に入っていますが、前後に動いて稼動域を外れた場合に備えて、次に稼動すべきパーツを確認しておきましょう。価格上昇した場合にはEパーツ、下落した場合にはAパーツの稼動域に入ります。

※レンジ追尾パーツを追加稼動する際には、口座の資金状況等をご確認いただき、証拠金不足、ロスカット等にならないよう、余裕を持ってご利用くださいますようお願いいたします。

皆さんも、レンジ追尾パーツで効率の良い自動売買をお試しください。