昨晩の海外市場は、パウエルFRB議長の米上院銀行委員会の議会証言で「最近のインフレデータは2%目標への穏やかな進展を示唆」、「インフレが持続的に2%に向かうという確信をさらに高めるまで利下げは適切ではない」と述べたこと、欧州株が全面安となったこともあって、ドルの買い戻しが優勢となった。米10年物国債利回りは、4.274%から4.327%で推移した。
ドル円は、160.74から161.52まで反発、ユーロドルは、仏の政局不安もあって1.0806まで下落、ポンドドルも1.2825から1.2778まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は174.02から174.69、ポンド円は205.87から206.69、オージー円は108.76、NZD円は98.82、カナダ円は118.40まで反発した。