昨晩の海外市場は、米8月消費者物価指数が、前年比で予想を上回り、コア指数も前月比で予想より強かったことを受けて、米10年物国債利回りが、8月22日以来の4.342%まで上昇し、一時ドル買いを強めるも、その後利回りが4.237%まで低下したことで、ドル買いも限定された。市場では、この結果を受けても、今月のFOMCでの政策金利の据え置きを想定している。またNY株価3指数は、まちまちの展開となり影響は限られた。
ドル円は、147.06から147.73まで上昇後、このレンジで留まり、ユーロドルは、ユーロ圏7月鉱工業生産が予想以上のマイナスとなり、「独が2023年のGDP見通しを最大0.3%のマイナスへ修正」との報道はあったが、反応は限られ1.0711から1.0762で上下、ポンドドルも1.2431から1.2512で上下の動きに留まった。
一方クロス円では、ユーロ円は158.01から158.61、ポンド円は183.20から184.40、オージー円は94.16から94.83、NZD円は86.75から87.32、カナダ円は108.40から198,19で上下した。