今週の相場&注目ストラテジー

ドル/円:下限の抵抗に一旦跳ね返された状態。トレンドは"ニュートラル"

13年10月15日 / 川合 美智子

(分析)
ドル/円は、先週末の週足が98.50超えに戻して高値引けの陽線が出ています。

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この陽線が重要な下値抵抗ポイントであった96.50-60の抵抗に跳ね返されて
上昇に転じたことにより、下値リスクが軽減された形に転じています。

また、31週移動平均線も10月14日現在98.58に位置しており、これを週足の
実体ベースで守って引けています。

96円台の下値攻めに失敗した反動から今週は上値トライの動きが強まる可能性が
高くなっていますが、一方で、週足は100.62を直近の高値と刷るレジスタンスライン
からはまだ抜け出しておらず、レンジ内に留まっているため、100円超えに
週足の実体を乗せて来ない限りは上昇余地も拡がり難い状態にあります。

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また、200ポイントリバースのP&Fは99円超えを見るまで上方向に転換しません。
三角保合いの下限に跳ね返されていますが、トレンドの変化がはっきりしない状態に
あるので、ドル買いは慎重に臨む必要があります。

また、時間足チャートを見ても98.60までのドルの上昇過程で97.80-90の足元の
不安定さを残したまま上昇に転じていますから、近々にこれを確かめる動きが
出てくる可能性が高く、週初の飛び付き買いには注意が必要です。

 

(戦略)
下値リスクはとりあえず一旦後退しましたが、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意して、
ドル買いは97.50~97.80ゾーンの押し目待ちとします。

損切りは96.40割れ。ドル売りは98.60-70を売って、99.10で浅めに一旦撤退です。
この場合でもトレンドは"ニュートラル"な状態に留まり、週足の終値で100円超えを
見るか、値動きの中で100.30-50の抵抗をしっかり上抜けない限り、上昇余地も
拡がり難い状態です。

日足ベースで見た強い上値抵抗は98.60-70、99.00-10、99.30-50に、
下値抵抗は97.80-90に軽い抵抗が、97.30-50、97.00-10にやや強い抵抗が出来ています。

週足ベースで見た強い上値抵抗は99.60-70に、下値抵抗は97.00-10にあります。

 

(ストラテジーを選ぶなら)
下限にぶつかっって、日足は強い状態ですが、トレンドがニュートラルな
状態の範囲内にあるので、レンジの上限にもぶつかる可能性があり、
難しい対応を迫られます。

臨機応変に対応する必要があるので、好調ではないものの過去の実績や
経験の長さで『Aznable++』がいいかもしれません。