認定NPO法人フローレンス

赤ちゃん縁組事業

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認定NPO法人フローレンス

寄付金総額
支援人数

Data

設立
2010年9月
代表者
駒崎弘樹
所在地
東京都千代田区飯田橋
Facebook
https://www.facebook.com/npo.florence

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まずは、フローレンスのミッションやビジョン、具体的な取り組みについて教えていただけますか?

小規模保育事業「おうち保育園」の子ども達。待機児童解消の一助となり、現在は国の制度として全国に広まっています。

まず、ビジョンとして掲げているのが、「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」です。
誰もが安心して子育てでき、仕事も両立していける社会づくりの実現化を目指し、5つの事業を展開しています。
1つは、立ち上げのきっかけにもなった「病児保育事業」です。風邪などで保育園に行けないお子さんを、親御さんの代わりに保育するというサービスを立ち上げ、現在は5,000人以上の会員が利用しています。
2つめは、「小規模保育事業」です。ニュースでもよく耳にされる待機児童問題。2010年に厚生労働省の試験的事業として認められ、2015年4月には「小規模認可保育所」として国の認可事業となりました。
3つめは、「障害児保育事業」です。医療的ケアが必要なお子さんや重症心身障害のお子さんを、長時間お預かりする日本で初めての保育園です。看護師や保育士がほぼマンツーマンで対応することで、親御さんが働くことのできる環境づくりができています。
4つめが、核家族化により「孤育て」環境にある人たちをサポートする「コミュニティ創出事業」。そして、5つめが、望まない妊娠に悩む女性のサポートなどをはじめ、育てることが難しい赤ちゃんを、子どもを望んでいる夫婦に託す「赤ちゃん縁組事業」です。

寄付金の利用先「赤ちゃん縁組事業」について教えていただいてもよろしいでしょうか

日本では2週間に1人生まれたばかりの赤ちゃんが虐待死しています。
その背景には望まない妊娠があります。周囲の人に相談できず悩んだ末に自宅等で出産に至り、母親が自らの手で赤ちゃんを殺してしまうという痛ましい事件が日本で起きています。
私たちは「赤ちゃんの虐待死ゼロ」を目指し、妊娠中から相談に乗り、生みの親がどうしても育てられない事情を抱えている場合には、出産後に育ての親に赤ちゃんを託す特別養子縁組の支援を行っています。

インヴァスト証券のお客様から寄せられた寄付金の使途を具体的に教えていただいてもよろしいでしょうか

赤ちゃん縁組事業の一環で行っている、無料の妊娠相談窓口の活動費用に使わせていただきます。
妊娠して悩み、相談してくる妊婦さんの多くは、10代であったり、貧困だったり、家族など周囲の人への相談が難しい状況であったり、多くの事情を抱えています。安心して無料で相談できる場所があることで、出産まで一度も病院に行かず自宅出産してしまう等、危険な状況を避けられます。

団体設立のきっかけや背景をお聞かせください。

代表理事 駒崎弘樹氏
「病児保育って、ない時代があったんだ」、「重い障害のある子って、保育園に入れなかったの?」と人々が言うくらい、私たちの事業がが「あたりまえ」になってほしいと思っています。

きっかけは、代表理事の駒崎が母親から、幼い双子を育てながら働いている知り合いの方の話をきいたことです。
ある日、その方の子どもがインフルエンザにかかりました。もちろん子どもは保育園に行くことができず、その方は仕事を休むことに。ようやく治った頃に、今度は双子のもう一人にもうつってしまいました。結局1週間以上も仕事を休んでしまい、出勤をしてみると、雇い主から「もうこなくていいよ」と解雇が言い渡されたそうです。
子どもが病気をするのは当たり前。親が子どもを看病するのは自然なこと。それが通らない現代の日本に、駒崎は驚きました。
そして「子育てをみんなで支えるしくみをつくろう」という決意のもと、2004年にNPO法人フローレンスを立ち上げました。

実際に働いていらっしゃる方々にはどのような方がいらっしゃるのでしょうか。

病児保育の様子。
大事なお子さんをお預かりするため、保育スタッフの研修やサポート体制を充実させています。ひとり親家庭には、寄付により病児保育を安価に提供。

保育現場でいえば、もともと看護師や保育士として働いていた人たちが、問題意識をもってフローレンスに移ってくるケースが多いです。
例えば、障害児保育の分野でいえば、看護師として病院で看護した子どもたちが退院したあと、どのような成長をして社会と関わっていくのかをしっかりと見届けたい、といった思いの方もいらっしゃいます。
一方で、ロビイングや新規事業の立ち上げを行う運営サイドは、代表の駒崎のマインドに共感し、別の業種から入ってきたものが比較的多くいます。新しい事業を動かしていくうえで、業界の慣習や常識に捕らわれることなくフラットな気持ちで向き合うことができると感じています。

このサイトをご覧いただいている皆さまへのメッセージをいただいてもよろしいでしょうか。

いま子どもを取り巻く環境は、子育てと仕事の両立の困難、子どもの貧困、虐待、孤独な子育てなど、問題が山積しています。
私たちは「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」の実現を目指し、
「訪問型病児保育」「障害児保育」「小規模保育」など、今後も常識や固定概念にとらわれない新たな価値を創造していきます。
また同時に、行政や世論に働きかけることで制度として広げ、全国に広がることで多くの親子が救われるよう、社会問題解決のイノベーションを牽引していきます。
皆さまのご支援によって、新たな社会問題の解決をよりスピーディに進めることができます。どうかご協力のほど宜しくお願い申しあげます。