【再掲載】証拠金規制(レバレッジ規制)に対するくりっく365の対応について

「金融商品取引業等に関する内閣府令」の改正(2009年8月3日公布)により、2010年8月1日から、FX取引のレバレッジが規制され、FX業者は総約定代金の2%以上(レバレッジ50倍以下)の証拠金を預かることが義務付けられます。
2011年8月1日(施行後1年)からは、総約定代金の4%以上の証拠金を預かることが義務付けられます。
これを受けて、当社では2010年8月2日(月)より取引ルールを以下のとおり変更いたします。
お客様におかれましては大変お手数ではございますが、下記の内容をよくお読みいただき、証拠金規制に伴うルール変更にご対応いただきますようお願いいたします。

【スケジュール(予定)】
2010年7月26日(月) 東京金融取引所より新証拠金基準額発表
2010年8月2日(月)  新証拠金適用開始

【証拠金の計算方法】
当社では取引所が定める為替証拠金基準額を適用いたします。
証拠金基準額は毎週(5取引日)の清算価格平均値より算出され、翌々週より適用されます。詳細な計算方法についてはこちらをご覧ください。
また、現在の相場水準での新しい証拠金基準額を東京金融取引所が「(仮)為替証拠金基準額」として公表しております。
※ 有効比率が80%以下となった場合に実行されるロスカットルールに変更はありません。 また、ロスカットの判定が1分、10分に一回、取引時間中に行なわれることも変更ございません。

【重要 8月2日(月)以降のお取引についての注意事項】
  1. 新しい証拠金ルールは、8月2日(月)からの新規建玉に適用するだけでなく、7月30日(金)の取引終了現在で保有されている建玉および注文中の新規建玉に対しても適用されます。
  2. 8月2日(月)の取引開始時に、新たな証拠金で計算された有効比率が80%以下となっている場合、8月2日(月)の取引開始後にすべての建玉がロスカットされます。
  3. 7月30日(金)取引終了時に、建玉を保有されている建玉は、8月2日(月)より基準額コースの証拠金額が適用されます。
  4. 7月30日(金)の証拠金状況を必ずご確認いただき、8月2日(月)取引開始時に新しい証拠金ルールが適用されてもロスカットされないかどうかをご自身で計算いただき、十分に余裕をもってお取引ください。
  5. 両建てしている場合でも証拠金額が変更となることにより有効比率が低下しロスカットとなる場合がございますのでご注意ください。

例)有効証拠金10万円で米ドル/円10万通貨を保有している場合
  7月30日(金)取引終了前 7月30日(金)取引終了後
有効証拠金 100,000円 100,000円
必要証拠金
(1枚あたりの必要証拠金)
100,000円
(10,000円)
約180,000円
(約18,000円)
有効比率 約100% 約55%

上記例でロスカットを回避するためには、8月2日(月)の取引開始までに44 ,000円より多い金額をご入金(※1)いただくか、もしくは4枚の建玉を決済(※2)していただく必要があります。
※ 有効比率80%時の必要証拠金:144,000円(180,000円 × 80%)
1. 144,000円 - 100,000円 = 44,000円

※ 3枚建玉を決済した場合の有効比率
2. 100,000円 ÷ 126,000円(18,000円 × 7枚) ≒ 79.3% 80%以下となるためロスカット
4枚建玉を決済した場合の有効比率
100,000円 ÷ 108,000円(18,000円 × 6枚) ≒ 95.6% 80%を超えているためロスカットにならない
上記では相場の動きや評価損益については考慮しておりません。
インヴァスト証券
オンライン本部
2010年7月16日