システムレポート
マネーハッチの再投資・定期振替バッチが失敗
現象
トライオートETFの証拠金からマネーハッチの積立金への振替処理が行われなかったことにより、2021年4月5日の日本銘柄オープン時の定期買付が失敗しました。
原因
毎週日曜日に行っているマネーハッチの再投資・定期振替の週次バッチ処理と同時間帯にバックシステムのメンテナンス作業を行っていたため。
対応
業務運用の見直しを行いました。
取引ツールへのログイン不可
現象
トライオートFX、トライオートETFの取引画面にログイン出来ない事象が発生いたしました。
原因
ハードウェアの故障により、通信障害が発生したため。
対応
ネットワーク構成を変更し、また監視体制を強化いたしました。
取引ツールへのログイン不可
現象
ログイン後の画面が表示されず処理中の状態で、ログイン出来ない事象が発生いたしました。
原因
ログイン時の処理はFX、ETFともに共通のため、ログイン数の増大により認証処理を正常に行うことができなかったため。
対応
ログイン認証機能のスレッド数の上限を変更いたしました。
東京証券取引所の障害による取引停止
現象
東京証券取引所の株式売買システムにて障害が発生し価格情報を提供できなかったため、注文執行ができませんでした。
原因
東京証券取引所のシステム障害。
対応
東京証券取引所にて原因となったシステムの改修及び市場停止・再開に係るルールの整備を行い、実施しております。
自動売買注文の約定結果の反映遅延および注文失効
現象
一部の自動売買注文において、約定結果の反映遅延および注文失効が発生しました。
原因
注文処理時におけるフロントシステムからの電文送信時間のチェック設定が正しく設定されておりませんでした。
対応
当該設定について影響範囲を確認したうえで、当該チェック設定を無効にしました。
一部銘柄のレート配信停止
現象
2019年11月5日9時5分頃から9時42分頃まで、下記銘柄のレート配信が行えず、取引不可の状態となりました。
対象銘柄
・TOPIX連動型上場投資信(1306.TKS)
・日経ダブルインバース上場投信(1357.TKS)
原因
東京証券取引所にてシステムのバージョンアップが実施されましたが、当社側の設定が一部不十分でした。
対応
当該原因箇所の設定変更を行いました。
一部のお客様のロスカット判定一時停止
現象
以下の時間帯に一部のお客様の口座でロスカット判定が行われておりませんでした。
- ・2018年10月24日9時20分から11時35分頃まで
- ・2018年10月31日22時54分から23時21分頃まで
原因
複数台あるサーバのうち1台でメッセージ送信処理にタイムアウトが発生しロスカット観測処理が停止いたしました。
対応
問題のあった箇所のメッセージ送信処理を改修いたしました。
4分間レート配信停止
現象
2018年5月31日9時5分頃(取引開始)から9時9分頃までの約4分間、全て銘柄のレート配信が行われませんでした。
原因
トライオートETF取引システムは、レート(価格)情報を供給する会社から、価格情報を受領し、その情報を基に顧客への配信レートを生成します。
レート供給会社の機器故障が発生し、すぐに副系システムへ切り替えてレート配信を継続するべきところ、機器の切替えに関する体制未整備により、当社取引システムはお客様への配信レートを生成することができず、レートの配信が出来ませんでした。
対応
故障のあった機器を再起動しレート供給が正常に行われるようになりました。 また、業務フローの見直し・手順整備を行い、見直し後の業務フロー通りの履行を徹底するよう確認いたしました。 お客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
1銘柄が取引停止
現象
ナスダック100トリプル(TQQQ)の取引が2018年5月24日開始(22時35分)から25日取引終了(26日4時55分)まで停止しました。
原因
TQQQは5月23日の取引終了時点で、1:3の株式分割が行われました。当社は2018年5月23日の分割を認識できず、分割に伴う取引システムの対応を実施しておりませんでした。
対応
コーポレートアクションを確認する業務フローの見直しならびに手順整備を行い、見直し後の業務フロー通りの履行をするよう周知徹底いたしました。 お客様には大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
2018年5月7日14時29分頃から57分頃まで一部のお客様がログインおよび取引が出来ない
現象
2018年5月7日14時29分頃から57分頃まで一部のお客様においてログインおよび取引が出来ませんでした。
原因
トライオートETF取引システムは、注文約定および証拠金管理等は、複数台のサーバー群が分散して処理を行っています。
そのうち1台が応答不能となった場合は、問題があるサーバーを隔離して、残りのサーバー群で処理を継続する仕組み(フェイルオーバー)です。
5月7日14時29分頃、サーバーのうち1台がハングアップ(停止状態)となりました。本来、すぐにそのサーバーを切り離して、残りのサーバー群で処理を継続するべきところ、サーバーの死活監視システムが正常に機能しなかった事が原因で問題のあるサーバーの隔離が行われず、本事象が発生いたしました。
対応
問題の生じたサーバーのRAIDコントローラー(搭載機器に対するディスクアクセスを司る装置)のファームウェアバージョンアップをしました。また、従来の死活監視に加え、ディスクアクセス可否(対象ハードディスクにアクセス出来るか)を監視項目に追加しました。
取引ツールへのログイン不可および約定情報等の反映遅延
現象
平成30年4月27日21時7分頃から2時34分頃まで、下記の事象が発生しました。
- ・約定結果が取引画面に反映されない
- ・注文取消し結果が取引画面に反映されない
- ・注文を発注できない
- ・約定通知が遅延した事により、自動売買の後続注文発注が遅延
- ・4月27日22時45分頃から4月30日2時34分頃まで、ログイン停止・新規取引停止
原因
データベースのメモリ領域不足が発生したため
対応
データベースのメモリ領域を拡大しました。またメモリ使用領域の監視を強化しました。
2銘柄が取引停止
現象
2018年2月16日5時5分頃~5時55分迄の約50分間、ナスダック100トリプル(TQQQ)およびMSCIワールド(ACWI)の取引が停止しました。
原因
当社が、トライオートETFのカバー先システムが対応していない手法でカバー注文を発注したため、カバー先が2銘柄の取引を停止させました。当該2銘柄のカバー取引が出来なくなり、当社の取引システムがお客様側の取引を自動停止させました。
対応
カバー先への発注方式を変更しました。
配信レートが不正
現象
2018年12月8日 午前0時18分頃から1時5分頃までの間、同じ価格のレートを配信しておりました。
原因
トライオートETFのレート送信元のデータセンターにおいて機器故障が発生し、バックアップ(副系)回線への切替が正常に行われなかったため。
対応
手動で別システムへ切替えて復旧しました。
また、副系システムへの切替が確実に行われるよう対象機器の制御用ソフトウェアのアップデートを行いました。
一部銘柄のレート停止
現象
2017年11月14日5時15分頃~5時55分(取引終了)まで一部銘柄のレート配信が停止しておりました。
原因
トライオートETFのカバー先での、夏時間終了に伴う設定時間変更時の設定ミスが原因です。
対応
カバー先の夏時間冬時間切替時に設定時間の確認をする手順を追加し、設定変更が正常に行われる体勢としました。
Myページへのログインおよび即時入金が行えない
現象
2017年9月21日 断続的に即時入金が行なえませんでした
下記時間帯においてMyページへ接続できない事象が発生しました。
- ・9月21日8時45分頃から9時30分頃までの約45分間
- ・9月22日8時32分頃~9時20分頃までの約48分間
原因
一時的にネットワーク帯域に負荷がかかったため。
対応
ネットワークの設定を変更いたしました。
必要証拠金が更新されていない事象
現象
2017年7月4日 取引開始から11月17日取引終了まで、全銘柄の必要証拠金額が更新されておらず、6月30日終値を基準とした必要証拠金額が継続して適用されておりました。
原因
7月1日に実施したリリース作業の過程での設定漏れが原因です。
対応
作業時のオペレーションミス防止のため、作業手順の見直しと作業前後の確認を徹底いたします。
また、毎取引日、取引システムにおいて正しい必要証拠金が適用されていることをチェックするオペレーションを追加しました。
Myページへのログイン不可
現象
2016年7月5日22時30分から翌2時30分頃、ネットワーク障害によりMyページシステムへの接続が出来なくなり、お客様へ以下の影響が発生いたしました。
- ・2016年7月5日22時30分から翌2時30分頃、スマ-トフォン版の取引ツールへのログインができませんでした。
- ・2016年7月5日22時30分から翌5時30分頃、Myページへのログインができませんでした。
原因
当社が使用するインフラ共通基盤装置群内のネットワーク機器が故障し、その回復作業の過程で高負荷状態が発生したため
対応
共通基盤装置群から当社システムへの高負荷状態の伝播を防ぐための、ネットワーク機器の組み入れおよび設定を実施しました。