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はじめてのCFD広瀬隆雄のステップアップ講座銘柄選びのコツ取引にあたっての注意事項
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広瀬隆雄のステップアップ講座

第19章 銘柄の特徴 米国、欧州の株価指数

    【本章のまとめ】
  • ダウ30に採用されることは光栄だが盛りを過ぎた会社だとみなされることも
  • ダウ30では単純株価が一番大きい銘柄が指数への影響力を持つ
  • SPX500は最もサクサク度の高い株価指数である
  • ナスダック100指数とナスダック総合指数は別物
  • ナスダック100指数はアップルの比重が高い
  • 米国スモールキャップ2000指数は景気回復初期によく騰がる
  • ドイツ30指数はユーロ安のときは強い
  • フランス40指数は不景気の際、下値抵抗が強い

今回は米国と欧州の代表的な株価指数を解説します。

米国の代表的株価指数

1.米国ウォール街30指数 (Dow Jones Industrial Average)銘柄コード:US30

この株価指数CFDの原資産はダウジョーンズ工業株価平均指数です。
ダウジョーンズ工業株価平均指数は構成銘柄が僅か30銘柄と極めて少なく、この指数に採用されることはその企業にとって大変栄誉あることです。
ただ米国は企業の盛衰が激しいので、ダウ工業株価平均指数に採用されたときには既に「盛りを過ぎている」という風に、シニカルな見方をする投資家も少なくありません。

同指数は1896年にチャールズ・ダウによって始められました。
彼はダウジョーンズ社の創業者の一人であり、ウォールストリート・ジャーナルを創刊した人です。
当初はその名前が示す通り「工業」の株がほとんどでしたが、現在は必ずしも工業に限らず、今日のアメリカ経済を最もよくあらわしている典型的なアメリカの会社が組み込まれています。
100年以上の歴史の中で、これまでに48回の銘柄の入れ替えがありました。
現在のメンバーは以下の通りです。

3M(MMM、化学)
アルコア(AA、素材)
アメリカン・エキスプレス(AXP、金融)
AT&T(T、通信)
バンク・オブ・アメリカ(BAC、金融)
ボーイング(BA、工業)
キャタピラー(CAT、工業)
シェブロン(CVX、石油)
シスコ(CSCO、ハイテク)
コカコーラ(KO、消費安定)
デュポン(DD、化学)
エクソンモービル(XOM、石油)
ゼネラル・エレクトリック(GE、工業)
ヒューレット・パッカード(HPQ、ハイテク)
ホームデポ(HD、小売)
インテル(INTC、ハイテク)
IBM(IBM、ハイテク)
ジョンソン&ジョンソン(JNJ、薬品・日用品)
JPモルガン・チェース(JPM、金融)
クラフト・フーズ(KFT、食品)
マクドナルド(MCD、レストラン)
メルク(MRK、薬品)
マイクロソフト(MSFT、ハイテク)
ファイザー(PFE、薬品)
プロクター&ギャンブル(PG、日用品)
トラベラーズ(TRV、金融)
ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX、工業)
ベライゾン(VZ、通信)
ウォルマート(WMT、小売)
ウォルト・ディズニー(DIS、娯楽)

ダウジョーンズ工業株価平均指数は、いわゆる単純平均指数です。
単純平均とは読んで字の如く、単純に構成銘柄全ての株価を足し上げ、それを除数(Divisor)で割った数字です。

アメリカではある企業の株価が上昇すると、個人投資家が買いやすいように株式分割(stock splits)するのが普通です。
例えば2:1分割では株価が半分になってしまいます。
その場合、ダウジョーンズ工業株価平均指数に継続性を持たせるため、除数を調整するわけです。ちなみに現在の除数は0.132319125です。

いまダウ採用銘柄のある銘柄の株価が1ドル上昇した場合、ダウジョーンズ工業株価平均指数は7.56ポイント動く計算になります。
2010年12月10日現在で、ダウ採用銘柄の中で最も株価が大きいのはIBMで、$144.82です。
これは例えばアルコアの株価$14.25の10倍以上ですから、IBMがダウジョーンズ工業株価平均指数に占めるウエイト(比重)はアルコアの10倍以上だという風にも言い直すことが出来ます。
従って同指数の値動きを予測する場合、株価の高いIBM、キャタピラー、シェブロン、3Mなどの動きに注目して下さい

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